見出し画像

オーストラリアで変わった価値観の話

こんにちは、とらぎつねです。
本日は昨日に引き続き、海外の文化に触れた時のお話。

<異文化っておもしろい〜オーストラリア編>

ほんの2年くらい前のことです。
オーストラリアに行った際、嫁が事前に調べていた「カワイイ雑貨屋さん」に行くハメになりました。
タイポ、というような名前だったと思います。
そこには絵葉書や文房具類など、女性に人気の品々が売っています。
何店舗かあったのですが、その中の一店舗に行った際、ちょうどレジ係が交代の時間だったのか出勤してきた人と代わりました。
そのレジ係がなんと!!!衝撃的な見た目だったのです!!!!!
金髪の坊主頭、色々な場所に入っているタトゥー、でかいピアス、という細身の女性。
日本だと激しめのロックバンドのメンバーでしか見たことない感じです。
しかしながら、そんな見た目をしている人がカワイイ雑貨屋さんのレジをやっていてもいいわけですよね。
英語もわからないアジア人が買い物しましたが、笑顔で対応してくれました。

これも日本人が重視している「見た目」に関するカルチャーショック。
就活生になれば、誰もが職種関係なく髪を黒くします(女性は多少茶色くてもいいみたいですが)。
そして皆で同じ就活講座を受け、同じ見た目になり、面接で同じような応え方をします。
日本の社会人で見たことあるでしょうか?
モヒカンの営業マン、顔面タトゥーだらけの社長、お化粧の濃い男性の受付、ネイルアートの個性的な赤い髪の書店員。
多分ですが、欧米文化圏では普通にいそうですよね。
でも日本には絶対と言っていいくらい、いない人たちです。
これもやはり義務教育時代からの闇の文化の仕業です(なんでもそのせい)。

我々は、特に中学生ごろから「髪の色がどうのこうの」「服装がどうのこうの」と言われ出します。
そこには「中身も見た目も個性を出してはいけない」という画一主義がまかり通っています。
令和の時代になってもまだ、地毛が茶色い生徒に黒く染めるよう主張する古い先生がいるようですし、先日の「学校で着用するマスクは白とする」とか言う学校があったことはもう漫才のネタにしかなりませんよね。
画一主義を信じ抜き、本質を考える力も失い、思考停止となった学校教員の末路がこれです。

さて、こんな学校の先生方が主張する画一主義。
誰か本気で正しいと信じ切っている人って、今どれくらいいるんでしょうか。
個性尊重型の方が絶対正しいと言うつもりまではありません。
でも日本の画一主義はちょっと、偏りすぎだと思いますね。
こういうことも、実際に海外に行ってみないとわからないものです。

さてさて、本日はここまでにします。
明日はラスト、ドイツ編で締めたいと思います。
ちなみに、ハワイ編から比べるとインパクトは徐々に薄れますのでご期待なさらぬよう(笑)
それではー。

いいなと思ったら応援しよう!