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情けは人の為ならず、巡り巡らなくても自分の為に

人に親切にしたり、情けをかけたりすることって、他人のためにしていても巡り巡って自分のプラスになるという考え方がある。

確かにご縁は巡ってくるし、お天道様は見ている。

けれど、自分自身が知っていることが一番大きいと思う。

なにか後ろ暗いところがあれば、表情は曇り、後ろ向きの考えになったり人を遠ざけたりしがちだ。
逆に、自分は良いことをしていると思うと、表情は明るく清々しくいられる。

これが「情けは人の為ならず」の本性ではないだろうか。

以前、よく運気を上げる方法を教えてくれる人がいた。
方位取りといって、吉の方位に移動をすると幸運が貯まるとかで、「実際にこんないいことがあった!」というエピソードをなんども聞いた。

へぇ、そんなこともあるのかと当時はそう思っていたが、今なら違った感想を持つだろう。
きっと、それは自己効力感が増したからに違いないと。

我々は、たまたま時間や距離が近くにあるものをつなげて考えてしまいがちだ。
因果関係はなくても、「寄付をしたからいいことがあった」など、直接は関係なくても縁起というものを大事にする。

わたしも少額ながら、寄付をしたその次の日に、急に営業がうまく進んでびっくりしたことがあった。

すぐに寄付の効果あり!とゲンキンに思ったけれど、冷静に考えたら、私の態度が変わったのだ。
元々声が小さく、はっきりしないタイプなので、そりゃ、うまくいかない。
それに、お腹から声が出ていないので、すぐに息切れしてしまう。

ところが最近は息切れしながらも、大きな声を出そうと努めているから、その前向きさが良い結果をえたのだと思う。

たまたまその場に、タイミングよく居合わせたのもあるけれど、良いご縁もぼそぼそ喋りでは引き寄せられなかったに違いない。

そんなこんなで、情けは人にかけているのではなく、最短の自己啓発なのではないかと思うのだ。

必死に幸運を貯めるべく、方位取りをするのもいいけれど、もっと身近な人に情をかけるのももいいものだ。

https://camp-fire.jp/projects/view/525630?fbclid=IwAR1obt2IRn5DvsmT6MjDK92Uzcp4P3ZslH_Wv1bdmgB0NgCldzsYBPc1e_M




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