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#27 感情と運気の関係とは?~コントロールが出来ないと運気は良くならない。~

皆さんこんにちは

今日は感情がもたらす運についてのお話です。


感情と言うと「怒り」と思う方が殆どですが

皆さんはアランの「幸福論」という本をご存じでしょうか?

その中の一節で

「悲観は気分に属し、楽観は意志に属す」

というのがあります。

この違いがわかる人は運気が味方しますよ。という話なのですがここで話をやめてしまうとここを読んで頂いている方に失礼なのでもう少し掘り下げますね。


ではまず、「怒り」という感情が二次感情という事はどれくらいの方がご存じでしょうか?

人は怒る時には自分の意思で怒ると決めてから怒っています。

感情には最初に一時感情というものがあります。

期待
不安(恐怖)
悲しみ
心配
悔しさ(嫉妬)
さみしさ
落ち込み
安心
喜び

これらが満たされなかったとき、またはこみ上げてきた時に下記の目的を果たそうとして起こります。

支配したい
上に立ちたい(弱みをみせたくない)
自分の正しさを証明したい

などです。

目的なので他にもあるとは思いますが。


例えば、雨の日に子供が洗濯物をとりこんでくれなかったとき。

「何で雨なのにとりこんでくれなかったの‼」

と怒った事はないでしょうか。

これは期待が裏切られて、そう行動するように支配したい(思うように動いてほしい)という目的から「怒る」というアクションを選択しています。


こうやって感情を分解してみるといかに自分勝手な行いかわかりますよね。

そうです。受け取り側にとっては人間関係でよくある。

「じゃあ最初から言っておいてくれればいいじゃん」

「怒る必要なくない」

というパターンになります。

運とは書いて字のごとく運(はこ)ぶと書きます。

こうやって怒りをコントロールできないと些細な事で運を運んでくれる人間関係を悪くしかねないので自分の怒りがどの感情なのか一瞬、間をおいてよく考える癖をつけましょう。


では次に「幸福論」の一節
「悲観は気分に属し、楽観は意志に属す」
に関しての話になります。

では問題です。
下記(図1)で貴方が視点A(視点ですから手も足も声も出せないと思ってください)として目の前に財布が落ちていたとします。Bという人が財布を拾ってそのまま持って行ってしまいました。どう思いますか?

図1

1.ネコババした。
2.警察にとどけるんだろう。
3.ただ拾っただけ。






これの答えは3のただ拾っただけ。です。

問題にも拾ってと書いてありますよね。

前後の様子が分からない以上本来はただそれだけなのです。

ですが、人は物事に意味を求める生き物です。ここに自分の解釈が付加されているのですが、言葉にも表れているように悲観的で物事を断定をしてしまっている1に対して2は「だろう」という願望が含まれています。

要するに自分の意志でポジティブにとらえようとしているんです。

また、自分の関わらない(関われない)物事に悲観的(ネガティブ)な解釈をすると解釈をされた相手は物凄く気分を悪くしてしまいます。

ロバート・プルチックという方の書いた感情の輪というので、悲観とは悲しみと期待の組み合わせだと書かれていますが、引き寄せの法則で考えると、期待という未来の出来事に悲しみというものを置いてくるとどんどん悲しい出来事が引き寄せられてしまいます。

運においてどれだけ自分の感情というものをコントロールすることが重要かわかってきたでしょうか。

また、自分の感情に目が向けられるようになるとポジティブな側面にも目を向けられるようになりますよ。

でも、どうしてもネガティブな事を考えてしまうという方には私の大好きな樺沢紫苑先生の3行ポジティブ日記を寝る前に書くのをお勧めします。

もしくは自分が笑えるような番組や漫画を観るのもおすすめです。


それでは皆様が良い人生でありますようお祈りしています。



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