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5/29のゆる〜く気になる記事 EVの将来

EVについて、毎日色々な記事を見かけますが、今日はとても勉強になる記事が2本ありましたので、ゆる〜くお伝えしたいと思います。

5/29の日経新聞から「トヨタ、HVの次への布石」と経済教室から「EVの現在地 多様化は現実的な軌道修正」です。こちらのコラムは早稲田大学教授の藤本隆宏様の執筆ですが、非常にわかりやすく、納得感も高く、超オススメです

両方を読んでいただくと、なるほど、と頭の整理が進むと思いますが、ポイントとしては

① 未来の自動車をEVのみ、は拙速
② 多様な動力源の維持が日本に有利な戦略
③ EV以外の技術含めた総力戦の体制を

となります。EVが増えるのはその通りですが、EVが全てではない事を理解することが大切です。様々な動力源が存在するなか、日本の自動車メーカーの高い技術力で次世代のPHV(プラグイン・ハイブリッド)やHVに搭載する小型エンジンの開発なども進みます。

価格の高さからEVの販売が世界で鈍化しており、EVメーカーの収益が厳しい中、PHVに注目が集まるのはガソリン車とEVの「いいとこ取り」の要素があるためです

ただ、「動力源の多様性という大きな流れの中、各国企業間の複雑な合従連衡や各国産業政策の右往左往を伴う過渡期が続くとみられる」と言うコメントが示している通り、複雑な要素が絡む中、両構えで進めてけるカーメーカーが、強いポジションを掴む事になると思います

ぜひ、記事をご覧ください。

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