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日記はオワコンなのか?

最近日記を投稿できるプラットフォーム無くね?

日記はどこ(どのアプリ・Webサービス)に書くべきか。

日記を他人に公開しないなら、iOSのnote.appやNotion、Craftなどのメモアプリを使うか、Day One、Diaroのような日記専用に設計アプリを使えば良いだろう。

しかし、ネット黎明期の個人ブログのように、自分の日記を公開したいときは何処に投稿するのが良いだろうか。

日記ブログカルチャー自体がオワコンか?

一昔前ならmixiやらFacebook、または個人ブログとかはてなブログに日記を書くのがセオリーだったが、最近はSNSやブログに日記を書くカルチャーが失われている気がする。

noteは記事やエッセイを書いてストーリーテリングするのに向いているが、無名の個人がその日の出来事を日記形式で書くノリのサービスではない。

Insta Storiesはメンヘラ御用達?

昨今流行っているサービスで最も日記に近いものはInstaのStoriesだが、これは映えた写真を用意しないと投稿できないし、文字を沢山詰め込んだ投稿をするとメンヘラ感が出るので日記には向かない。

かつてのブログカルチャーはVlogに移行しているとも捉えられるが、一般人がVlogに手を出すのはハードルが高い。Vlogは日常生活を送りながらカメラを回す必要があり非常に面倒だし、編集の時間的コストも大きい。そのため、Vlogで人気のインフルエンサーは、学生かフリーランサーが中心で、定職のある者は少ない印象だ。

妥協のオルタナティヴ、Twitter村

このように考えると、無名の一般ピーポーが、日記のようなある程度まとまった個人の経験を気軽にアウトプットする場は限られている。だから我々は、やり場のないアウトプット欲求をTwitterのクソリプに向けてしまうのかもしれない。

TwitterやInstagramのような現実をデコった、或いはディスった内容でもなく、noteのようにエモいストーリーテリングでもない、無名の個人の日常のフツーの経験が共有できる日記ブログが私は好きなのだ。しかし、このような価値観を持つネット老人会員に、もはや居場所はない。


(アイキャッチ画像はmidjourneyにて「インスタ映え」というクエリで生成した画像)

わゎ