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SaaS事業責任者の職務経歴書を公開【解説付き】

「職務経歴書に何を書いたら良いか分からない」という人も多いのではないでしょうか?かつての私もそうでした。

ただ今は転職経験も増え、職務経歴書もブラッシュアップされてきたので、手前味噌となりますが、かなり自信の持てる内容となっています。以下、私の転職活動の実績となります。

■1回目
業界未経験の内定2社獲得。2社共に年収キープ。
※大手電機業界→Web上場ベンチャー。

■2回目
同業界で内定3社獲得。全て年収アップ。
※結果3社共に辞退し、年収+100万で現職残留。

■3回目
JTCや大手IT企業の以下6社から書類選考通過。
 ①富士通株式会社
 ②日鉄ソリューションズ株式会社
 ③株式会社マネーフォワード
 ④楽天グループ株式会社
 ⑤株式会社ミスミグループ本社
 ⑥株式会社セールスフォース・ジャパン
※内定ではなく、書類選考通過です。

まなとしの転職活動実績


また現職では、業界未経験の挑戦ながら、3年で部長昇進、年収も500→900万円(RS含む)と400万円アップしました。現在は部長職として、中途採用・新卒採用の面接官として合否を判断する立場にもなりました。

自分で言うのは憚られますが、現職で次の昇格もラインには乗っている状況。また転職の場合でも、1000万は十分に狙えるとエージェントからも反応を受けており、いずれの選択肢でも1,2年以内に到達したいと考えています。

そんな私の職務経歴書を解説付きで公開致します。

料金は1480円となります。私が長年転職経験を行ってきたノウハウを惜しみなく詰め込んでいます。出し惜しみはありません。ここに到達するまで相当な時間と工数を投下しています。それが1度の飲み会半分以下の値段で手に入りますので、かなり安い設定と考えています。人生仕事が全てではありません。お金が全てではありません。ただフルタイム週5勤務の場合は、8h×20日=160h/月も働くわけです。生きている内の約1/3と長い時間を拘束されるなら、お金も稼げ、働きたい会社に勤めた方が幸せになれる可能性は格段に上がります。本記事の購入を通じて、転職活動の一助になれればと思っています。


この記事を読んでほしい人

・職務経歴書をブラッシュアップさせたい
・職務経歴書のサンプルがほしい
・転職の考え方、企業選びの軸を知りたい
・業界研究をしている
・キャリアに悩んでいる
・年収を上げるキャリアを積みたい
・初めての転職。転職経験が浅い
・年収900万のキャリアって
・上場ベンチャー部長の職務経歴書って
・転職回数が増えてきて、改めてキャリアの整理をしたい
・IT、Web業界の人
・SaaSの人、SaaSに興味のある人
・大企業→ベンチャーを考えている人
・まなとしに少しだけ興味ある
・単なる暇つぶし

などなど。一つでも当てはまる人がいれば役立てる内容になっています。

無料部分だけでも5000字以上ありますので、是非そこまででもお読み下さい。


人生を豊かにしていきましょう!

では、本編スタートします。



転職活動の成功を約束するものではありません。世の中に参考になる職務経歴書のサンプルが少ない。という自身の想いから、公開に至ったものとなります。

※私自身30代のため、20~30代の年代の目線で記載しています。またキャリアは営業出身のため、ビジネス職となります。


<本編>
第一章:転職活動の準備(転職軸を定める)

--------------ここから有料--------------
第二章:職務経歴書の公開・解説

第三章:まとめ



第一章:転職活動の準備(転職軸を定める)

転職活動をする前に決めておきたいこと。それは「キャリア軸」と、「企業選びの軸」の2つとなります。転職エージェントと話をすると最初にキャリア軸、次に応募企業の順で聞かれることが多いですが、実はキャリア軸を定めるのは結構難しいです。というより経験が浅い内は進めてみないと分からない部分が多いので、転職活動をしながら最適なキャリア軸を探していく。という流れが多くなると思います。

なので、一旦キャリア軸は仮置きでも良いので、活動をスタートさせ、適宜見直していく。という進め方で十分です。何でもそうですが、完璧主義はスタートを遅らせ、良い結果を招きません。特に転職は一期一会です。今日空いている会社、ポジションが明日も空いているとは限りませんので、ある種の勢いも必要です。「走りながら考える」くらいが丁度良いのです。

明確なキャリア軸がある人は勿論それに沿って進めるのが良いですが、定まっていない場合は、先ず企業選びの軸を定め、次にキャリア軸を設計していく。という順番が取っ掛かりやすいです。企業選びの軸が定まってくると、必然的にキャリアも見えやすくなってきますので。本記事もその順で解説していきます。


■企業選びの軸

決める要素は沢山ありますが、年収アップを目的とする場合は、大きく以下5つとなります。

1.業界
2.職種
3.商材
4.企業規模・フェーズ
5.外資 or 内資

企業選びの軸(5選)

順に解説していきます。



1.業界、2.職種

年収アップを目的とする場合は、業界か業種のどちらかは必ず経験ある企業を選びましょう。これはマストです。個人的には職種の統一がおすすめです。職種さえ同じなら未経験業界でも年収キープは難しくありません。私の転職もこのケースに該当します。もし職種を変えてチャレンジしたい場合は、現職の異動で予め希望の職種の経験(類似経験でも可)しておくか、関連資格の取得をしておくと良いでしょう。それか転職を2度に分けて行い、段階的にシフトしていく方法です(1度目で業界、2度目で職種を変えるなどというように)。一つ言えることは、一度下げた年収を上げるのは容易ではないため、もし現年収より下がる提示を受けた場合は、チャレンジしたい気持ちも分かりますが、一度立ち止まり冷静に判断しましょう。

業界×職種の親和性(年収アップ目的)




3.商材

ここは細かく分類すると客先×商材×単価の以下8パターンとなります。

【1】BtoC × 有形物 × 低単価
【2】BtoB × 有形物 × 低単価
【3】BtoC × 無形物 × 低単価
【4】BtoB × 無形物 × 低単価
【5】BtoC × 有形物 × 高単価
【6】BtoB × 有形物 × 高単価
【7】BtoB × 無形物 × 高単価
【8】BtoB × 有形物 × 高単価

一概には言えませんが、一般的には上から下に行くほどビジネスの難易度/複雑度は上がっていき、年収も比例してアップしていきます。イメージしやすいように8領域に対して、業界の具体例を入れてみました。

商材×ビジネス難易度の相関

俗に高収入と言われる、コンサルや証券などが最難易度であることがこの図からも理解できると思います。自身が狙いたい商材がどこに分布されるのかを照らし合わせてみると良いでしょう。言わずもがなですが、同じ職種で業界変更する時は、高い数字の方にシフトしていくと良いです。



4.企業規模・フェーズ

ここはプライム市場・スタンダード市場・グロース市場の区分で見るのがシンプルです。多くの大企業はプライム市場に分類されています。

よく「大手とベンチャーはどっちが良い?」という議論がありますが、私の持論としては、「迷うなら大手」です。なぜなら転職の一般論として、大企業→中小企業は簡単ですが、逆は難しいと言われるためです。私も大手からベンチャーまで幅広く受けましたが、やはり大手の方が選考の難易度は高いです。よって、明確な意思がない限りは大手に行くことをお勧めします。福利厚生や教育体制もしっかりしていますし、クライアントも希少な大手を経験できます。組織の一員として、ビジネスの基礎も身に付きます。

ただリスクが低い分、リターンも高くないのは事実です。ベンチャーにいけば、圧倒的なスピード感で物事が学べます。20代からバリバリやりたい!という強い意志がある方には向いているでしょう。給与もその分跳ね返ります。自身の考え方で決めていきましょう。


あとスタートアップのフェーズについても少し触れていきます。上場区分より、定義が少し曖昧になりますが、概ね以下のようになります。

・シード/アーリー
・シリーズA
・シリーズB以降
・IPO
・メガベンチャー

一般的に上に行くほどリスクは高く、その分成功時のリターンは高いものとなります。ただ年収だけの観点なら、シード/アーリーは個人的にお勧めしません。ここは本当に未知の挑戦のため、「この事業を大きくしたい。この仲間と切磋琢磨したい」という強い気持ちがないと続けることは難しいと考えます。私もロマンは感じるものの、打算的な一面があるため、スタートアップを受ける場合、シリーズA・B以降の従業員が50~100名規模になったくらいを狙うようにしています。あとは大型資金調達後などですね。資金調達後の方が年収も出るケースが多いためです。ただその分、選考の倍率は上がるため、入社難易度は上がります。

あとはメガベンチャーなどから分社化するケースも狙い目ですね。潤沢な資本を持ちながら、初期フェーズのようなスピード感もあります。一定の安定と年収を得ながら挑戦したいという方(パートナーや家庭がありながら挑戦したい方)には合うと思います。ただ親会社の業績や戦略に意思決定が影響される可能性があるため、親会社の動向についてもウォッチしておく必要があるでしょう。



5.外資 or 内資

一般的な傾向としては、外資はインセンティブなどの実力主義。内資は年功序列の傾向があります。ただ近年は内資もジョブ型の雇用など、年功序列が崩れているため、その境界線は曖昧になりつつあります。

私は英語が苦手なため、基本は内資に絞っていますが、たまに英語不要な外資の求人もあるため、応募をしたりしています。内資の場合は、年収などの条件面は最後に出てくることが多いですが、外資の場合は書類選考前からある程度提示されたりします。このあたりの明瞭さは、良くも悪くもさすが外資といった印象を受けます。

ここの選択は本当に好みですね。一言に外資、内資だけで括れないので、傾向として押さえておきながら、選考を進める中で肌感を確認していくと良いでしょう。因みに、もし自分が英語出来るなら、一度は外資を経験したいと思います。インセンティブでどれだけ通用する試してみたいということ、何となく外資が性格的に合いそうだからです。学生時代に勉強しておくことは選択肢が増えることになるので、本当に大事です。



以上、5つ。企業選びの軸となります。次は「キャリア軸」を解説していきます。



■キャリア軸


企業選びの軸が決まると段々キャリア軸も見えてくると思います。大事なのは、自分は何が出来る人なのか?キャッチコピーをシンプルに表現できることです。特に転職回数が3回、4回と増えていくとキャリアがバラバラになりがちです。よく転職回数が多いと印象が良くないと言われるのはここが要因です。回数ではなく、「キャリアの一貫性の欠如」によるものとなります。

一昔前に、「転職35歳限界説」というのがあったと思いますが、それは新しいキャリアを積むには35歳が限界。というニュアンスとなります。なので、逆に言うと年齢に応じたキャリアを積みさえすれば、転職に年齢の制限はありません。その証拠に私も35歳を超えていますが、冒頭に記載の通り、多くの企業から内定や書類選考通過の結果を貰い続けています。むしろ20代の時より、転職サイトからのスカウトやヘッドハンティングも増えたので、選択肢は増え続けています。

「年齢に合わせたキャリア」というのは、時代によっても変化するので、一概に言えませんが、

・職種を変えるなら20代まで
・30代はマネジメント経験
・40、50代はキャリアの確立。人脈が生きる

こんなイメージを持っています。



さて、話を戻します。「キャリア軸」を構築する方法ですが、先ずは自身が何の強みがあるかを整理するために、スキルをタグ付けしてみましょう。具体的に私の例を挙げると以下の通りです。

まなとしのタグ

1社目→2社目で未経験業界に挑戦したことから、私のキャリア選択肢は一気に増えました。昇進などの目に見える実績を残したという点もありますが、スキルタグが増えたことで多くのエージェントの目に留まるようになったのだと思います。

上記のタグの中から、何を取捨選択していくのか。ですが、私の現状の選択としては、1社目の大手クライアント経験と2社目のSaaSを組み合わせて、「SaaS×エンプラ」を自身のキャッチコピーとしようと考えております。このようにタグを組み合わせることが年収を上げるためには大切です。掛け合わせることで、希少な人材になっていくのです。

実際に、「SaaS×エンプラ」で転職サイトを調べると、年収1000万以上も十分に可能です。ここにマネジメントだったり、業界経験だったり、3軸目4軸目と掛け合わせれば、更に年収も上がるでしょう。

またキャッチコピーが明確だと、エージェントとコミュニケーションする際も意思疎通がスムーズです。希望とズレの少ない求人が送られてきますし、やり取りの質も上がります。事業戦略と同じで、自身のキャリアもシンプルにしていくことが大事となります。

また若い内はタグが少ないと思いますので、どんなタグが欲しいのか?を考え、それを得られる企業を選ぶと良いでしょう。私が実践していたやり方ですが、希望年収の少し上で検索を掛けて、要件表を沢山読み込みます。そうすると、そこに到達するためにはどんなスキルを身に付ければ良いのか。という点が自ずと見えてきます。なので、転職する気はなくとも、転職サイトに登録することをした方が絶対に良いです。そしてその為には、職務経歴書も定期更新しておく必要があります。全ては準備です。成功には計画が欠かせないので、コツコツいきましょう。


ワンポイントアドバイス

※手間はかかりますが、エージェントは複数利用するのがコツです。それは信頼できる人に会える可能性が高まることと、最終的に複数内定をもらった時に、一人のエージェントだけだと情報が筒抜けですが、複数経由することで、情報の出し引きを自分でコントロールできるからです。私の2回目の転職はこの方法で、3社から年収アップの内定をゲットしました。

※要件書と職務経歴書の文言を合わせることもコツです。例えば、大手営業もエンプラセールスと同じ意味でも表現を変えられます。SaaSの場合、後者の表現をするため、文言を後者へ変更した方が採用側の目に留まりやすいです。


無料公開はここまでとなります。少しでも共感頂けたら、いいね・フォローを頂けると幸いです。



第二章:職務経歴書の公開・解説

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。職務経歴書を公開・解説していきます。

pdfとwordの両方を掲載しますので、ダウンロードください。具体的な企業名、数字などは表現をぼかしていますので、ご容赦願います。


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