tomoe_パタンナー

ウエディングドレス→レディースアパレルパタンナー まだまだ勉強中ですが、勉強したことの…

tomoe_パタンナー

ウエディングドレス→レディースアパレルパタンナー まだまだ勉強中ですが、勉強したことの忘備録として始めます。 宜しくお願いします☺︎

最近の記事

ALPHA:Plus→CLOのDXF変換比較

Twitterで色々な方からお教えいただいて、皆様東レなので涙 ユカで試してみました! Twitterだと長くなるのでこちらにまとめます。 <TIIP/縫い代あり> <TIIP/縫い代なし> 縫い代無しで指定しても結局ついています。状態は一見同じ、縫い代ありの方は外周(縫い代)と出来上がり線の区別がついています。 <TIIP/最初から縫い代無し> →TIIPだと不規則に点が増えたり消えたり、2Dでの状態が正確に引き継がれず。ノッチもすべて消えています。AHに点が無

    • ボディを再検証5

      〜着てもらった編〜 普段サンプル検討で着用する面々にmiss10トワルを着てもらいました。写真は載せられませんが気づいたことなど。 1人目はたまたま、ほぼmiss10くらいのサイズ感。全体的にほぼ違和感なく、着心地も気にならないとのことでした。 大きな発見は、いつも彼女がサンプルを着るとBNPが浮いていました。ボディの癖かと思っていましたが、物凄く肩甲骨が出ていることが発覚。羽みたいに。肩甲骨の張りが衿ぐりまで浮かせていたことが分かりました。 ボディの背中の丸みがいい

      • タイトスカートのダーツを考える6

        noteではここまでと言いましたがもう一回だけ続けます。 両身で縫ってみました。インベルが無いのでウエストはついていませんが、、文化ボディはパツパツだったのでmiss10に着せてみました。 前:左はダーツ長め 右はダーツを短くしました 着てみてそこまで気になりませんが微妙にダーツたたんでも良さそう。解剖学の本見たりボディを検証した後見ると、ダーツが長いと人の体に合っていない感があって違和感を感じます^^; 後:右はダーツ2本 左は1本 やっぱりえくぼが気になります、

        • タイトスカートのダーツを考える5

          ぴたぴたトワルを解いて、ダーツ移動したのを半身で組んでみました。まずは前後ダーツ1本ずつ えくぼ...ぎりぎりかなと思います。後ろダーツは結局4.7c残りました。1本で取るには多い気がします。そしてこのダーツの長さだと、サンプル検討で必ず短くすることになります。これ以上ダーツを短くするなら後ろ中心を接いで逃がすか、裾巾やウエスト寸法を調整させてほしいな~と思いました。 あと前ダーツ、大丈夫と思いましたがダーツが長いかな。文化ボディお腹のふくらみがしっかりあるので、そこは実

        ALPHA:Plus→CLOのDXF変換比較

          タイトスカートのダーツを考える4

          文化ボディぴたぴたパターンを展開しました。 とは言っても、ぴたぴたで結構いつもの寸法に近かったのでそんなに操作はしていません。脇にダーツを逃がせそうだったので、主にそこが変化しています。 中心寄りのダーツはそのまま、脇側のダーツを触りました。前は裾広がりだったのをダーツ移動で訂正、ヒップから上の脇ダーツは立体でやっていると削るという感覚になりがちですが、ちゃんとダーツ移動をすると横方向に逃げていることが分かります。 ダーツ移動できる先はこの他裾、CBに接ぎがあればCBに

          タイトスカートのダーツを考える4

          タイトスカートのダーツを考える3

          前記の通り、今回の検証でアミコのボトム用を使おうとしましたが、上手くいきませんでした。 理由はmiss10の時と同じく腰の丸さと、ウエストの細さでした。 miss10と違い、もちろん下半身の表現がちゃんとあって、前後のダーツバランスも良く型取り出来るかなと思いましたが、身頃と同じくピタピタにトワルを組んだ結果が以下でした。 (文化の方はちょっと裾広がっちゃっていますが後で直します。。) とにかくウエストダーツが多いです。身頃と同じくダーツ展開していって原型的なものを作

          タイトスカートのダーツを考える3

          タイトスカートのダーツを考える2

          この自粛中は初心に帰って基本的なところを見直す時間にしています。今回はタイトスカートについて。 最近「衣服解剖学」という本をゲットしました。その名の通り服作りの面から解剖学を考える本で、細かな図解と長文に、気が遠くなる本です^^;でも物凄く勉強になります。 その中でタイトスカートを考えるにあたって、私にとってとても分かりやすかったのが、人を横から見て、ウエストからつま先までを4つに分類した図でした。 ウエスト~腰骨「フィットゾーン」 腰骨~股「アクションゾーン」 股

          タイトスカートのダーツを考える2

          タイトスカートのダーツを考える1

          タイトスカートが苦手です。 ダーツがきれいに処理できないから。 どう考えてもダーツ分量が多くなるのに..!えくぼになるのに.. !ダーツを極力少なく、短くと指示が来るから(´;ω;`) でも綺麗に収めるのがパタンナーなので、ちゃんと苦手解消したいと思います。 勉強しようと思っていろんな教科書やら参考書やら見るのですが、平面でも立体でも基礎だからか、どれもダーツ前後各2本(ぐるりで8本)入っています。 そりゃあそれが出来れば収まり綺麗だし何も苦労しないのですが、普通に

          タイトスカートのダーツを考える1

          ボディを再検証4

          ボディ検証1〜3を元に、miss10 3rdから、原型になりうる形へ展開してみます。 cadでやったら早いし綺麗ですが、ダーツ移動の感覚を掴むためにパターンをペタペタとアナログで作業します。 ブラウス原型を意識してヒップまでボディからとって繋げました。 鎖骨が当たっていた前へゆとりを逃がし、後ろ衿ぐりは浮き気味だったのでゆとり無しにしてみました。 AHのゆとりですが、ダーツを逃がしてゆとりを入れる時は、前<後で量のバランスをつけてと講習会で教わりました。 ですがmi

          ボディを再検証4

          ボディを再検証3

          〜自分で着た編〜 まず前提として、私の体型はざっくり言うとひょろひょろ猫背なのでちょっと比べ辛いです^^; しかし気になること、気づきは色々あるので忘備録。上からいきます 写真は恥ずかしいので前だけ^^; <衿ぐり> 前後とも、とにかく骨が当たります。鎖骨の前中心の凸と、後ろは第7頸椎の凸。 前は鎖骨に辺りバストにかけてシワが出ているので絶対、後ろも多少ゆとりが欲しいような。ですが後ろは骨以外はちょっと浮いても見えるのでそこまで入れないほうが良さそう。 あと着て

          ボディを再検証3

          ボディを再検証2

          〜文化ボディ編〜 miss10 3rdのボディトワルを、文化ボディに着せてみました。 上がmiss10 3rdで下が文化ボディ ウエストが細い(60c)のがmiss10の特徴なので、文化ボディ(ウエスト64c)はもちろん閉まりません。 そして文化ボディは肩幅が広いのがネックです。 ヌードボディなので体の特徴の表現がしっかり出ていて私は好きです。確かに勉強始めの生徒にはすごく良いボディだと思います。 でも...肩!肩幅が!!こんな肩幅あるボディでは、レディースアパレ

          ボディを再検証2

          ボディを再検証

          自粛勉強その1 自分のボディ(miss10 3rd)をもっと知る 〜miss10 1st編〜 この自粛時間を私は「立ち止まり、振り返り、穴埋めする時間」と決めました。 まずは基本のキ、ボディをよく知るところに戻ります。 方法は色々ありますが、私はmiss10 3rdぴったりのトワルを作り、それを他のボディに着せることにしました。 他のボディと比べることで自分のボディの特徴を掴みたいのと、 弊社はパタンナー2人体制ですが、私が入った時にボディを新調したので実は先輩

          ボディを再検証

          自己紹介

          はじめまして。tomoe_パタンナーです。 私は文化卒業後、ウエディングドレスの会社を3年ずつ2社経験し、 ドレスしか出来ないパタンナーのままパタンナーを名乗ることにもどかしさを感じて、今のレディースアパレルへ転職しました。 アパレルパタンナーとしては遠回りでしたが、その分この数年で沢山勉強したこと、気がついたことを忘備録としてnoteを書きたいと思います。 他の方からしたらあたりまえじゃん〜的なこともあるかと思いますが見守って頂けたら嬉しいです! これからよろしく