ボディを再検証4
ボディ検証1〜3を元に、miss10 3rdから、原型になりうる形へ展開してみます。
cadでやったら早いし綺麗ですが、ダーツ移動の感覚を掴むためにパターンをペタペタとアナログで作業します。
ブラウス原型を意識してヒップまでボディからとって繋げました。
鎖骨が当たっていた前へゆとりを逃がし、後ろ衿ぐりは浮き気味だったのでゆとり無しにしてみました。
AHのゆとりですが、ダーツを逃がしてゆとりを入れる時は、前<後で量のバランスをつけてと講習会で教わりました。
ですがmiss10 3rdはAH前後の寸法差が大きそう・後ろ肩のふくらみが他のボディより多めだったので、後ろAHに逃がす分は少なめにしてみました。
せっかくボディで考えられている前後バランスを打ち消してしまうことになるかもしれませんが…^^;良し悪しは人に着てもらって検証することにします。
半身で組んでみました。出社できずなので、ボディはひとまず家にある1stです。
ああああ^^;後ろが浮きまくりです。
原型なので裾の開きを最小限にしたいのですが、もう少し後ろは裾に逃がしてもいいかなと思います。
衿のゆとりも0にしましたが、デザインによってちょっとだけそちらに逃がしてもよさそう。
脇が前に触れているのと、前裾ハネももうちょっと何とかしたい。。
あとは3rdに着せて検証、ブラッシュアップしたいと思います。
ボディの検証→最小限の展開をした結果、自然とだいたいいつも自分が立体で組んでいた数字に近づきました。最低限この寸法は無いといけないかな、という会社で扱っている数字がボディに対して無理のない、理に適った数字と分かりました。
普段は立体裁断ばかりで平面の意識が抜けがちなので、この展開を練習することで前よりも細かく、頭の中でダーツ移動しながらドレーピング出来るようになったかなと思います。
まだまだ検証したいこと、さらにCLOの練習も始めてしまってやること山積みです^^;次のテーマに移りたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?