タイトスカートのダーツを考える4

文化ボディぴたぴたパターンを展開しました。

とは言っても、ぴたぴたで結構いつもの寸法に近かったのでそんなに操作はしていません。脇にダーツを逃がせそうだったので、主にそこが変化しています。

文化ボディ展開1

中心寄りのダーツはそのまま、脇側のダーツを触りました。前は裾広がりだったのをダーツ移動で訂正、ヒップから上の脇ダーツは立体でやっていると削るという感覚になりがちですが、ちゃんとダーツ移動をすると横方向に逃げていることが分かります。

ダーツ移動できる先はこの他裾、CBに接ぎがあればCBにも少しダーツ分を入れられますが、裾巾指定があってCB接ぎも無ければどこまで脇に逃がせるか、がダーツを減らす限界の答えかなと思いました。

この後トワルを組んでもう少し大丈夫そうだったので、最終的に1cくらい脇を開いてダーツを逃がしました。

画像2

(ヒップラインだけではなく、ダーツ止まりからも切って分散させた方がきれいだったかもしれません、、)

このくらいの分量なら、前ダーツは無理なく1本に出来そうです。

元がぴたぴたなので、ミドルヒップや腰骨下あたりは脇をカーブにして訂正します。ボディに対してはぴったりすぎる寸法かもしれませんが、自社ブランドのお客様にはこのくらいなのであとは実践で様子見です。

後ろも同じ操作をして、残りは中心側のダーツ1本になりました。

これを1本で取れるのか、2本に分散させるか検証です。


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