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TRPG上級者とは♪
TRPG上級者の定義を調べた。今の今まで真正面から「TRPG上級者とは何か」について避けてた部分があった。理由は長年分からずじまいだったから輪郭を追いかけてきた。で…今回、恐らくコレじゃないかな…というのが見つかった。そんな話になる。
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■過去の到達出来なかった残骸群
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▼下記は、過去に色々考察・調査したりTwitter上でヒアリングしたりしたが到達出来た感がなかった。
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今までの「人によって定義が異なる」類ではなく、そもそもが抽象的で、曖昧過ぎてて、追いかける事に挫折。一時期、諦めていた……。
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■類語から各意味をたぐる
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今回、▼下記の類語を辞書で調べる形で調べてみた。まずはそれぞれの意味を記載。
●「ゼネラリスト」
全般的収集家。広い分野に亘る知識や能力を持つ人。いろいろな分野の知識や能力をもっている人。
経営者、管理者、監督者といった作業とは違った機能を果たす人間がいる。この機能を担当する人々をゼネラリストという。
●「スペシャリスト」
特定の分野に詳しい人。特定の分野で強みを発揮する人。専門家、専門技能者。特定分野を専門にする人。特殊技能をもつ人。専門家。
●「エキスパート」
ある分野に経験を積んで、高度の技術をもっている人。専門家、熟練者、達人。
●「ベテラン」
熟練者、古参。長年の経験を重ね、その道に熟達した人。
●「マスター」
師匠。親方。集団の責任者。長。学位の一。修士。物事に熟達すること。習得すること。
●「プロフェッショナル」
専門家。本職。職業的、専門的であるさま。専門的職業に従事する人。
●「ランカー」
ランキングに(高いランクで)載る人や物。地位・順位を占める人。特にスポーツなどで実力の順位を表すランキング表に名前が載っている選手。
●「チャンピオン」
スポーツなどの優勝者。選手権保持者。ある分野の第一人者。あることに卓越した者。
●「シニアクラス」
年長者。上級生。上級者。
●「オーバーロード」
「上帝」「上主」
●「マニア」
日本語では「風流を愛する人」「物好き」「変わった物事に興味を抱く人」として「好事家(こうずか)」という表現があるある物事に熱中している人。熱狂状態にある人。「狂、躁狂、狂気」
●フリーク
熱狂的な人を指す語となった。
●おたく、~ヲタ
ある事に過度に熱中し、詳しい知識をもっていること。また、そのような人。「アニメお宅」
●「ヘビーユーザー」「ハードユーザー」「コアユーザー」
特定の事に精通している人。利用時間が長く、さまざまな機能を進んで活用する人。
●「ジャンキー」
麻薬中毒患者。転じて、何かに夢中になっている人。薬物依存者。
●「ファン」
楽しみ。おもしろさ。特にスポーツで、競争や記録よりも楽しむことを目的としたもの。スポーツや芸能、また選手・チーム・芸能人などの、熱心な支持者や愛好者。ひいき。特定の人物や事象に対する支持者や愛好者のこと。熱狂者。「熱心な愛好者」「狂信者」(fanatic) から来ている
●「ギーク」
あることに熱中している人。特定の分野にマニアックな技術や知識を有する人。卓越した知識があること、あるいはそうした者を指す
●「ナード」
あることに熱中しており、あまり社交的でない人。特定の知識が豊富で、知的能力は高い、他人とのつきあいを好まない人をいう。特定のスキルや知識がずば抜けて高い人へ対して与えられる賞賛的な言葉として使われることもある。
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ここまで調べて、類似性がある事を知り、中央値的なまとめ方をする事にしてみた。今までとは異なるアプローチだったので、何かの役に立つかなと…。
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■上記、共通点、まとめ。
「TRPG上級者」の定義
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まとめ整理してみたら……あ、定義はコレだなって思うモノが出てきた。▼下記、辞書風に記載してみた。
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TRPG上級者
てぃーあーるぴーじーじょうきゅうしゃ
★対義語「老害」
★類語「熱心な支持者」「熱心な愛好者」「好事家(こうずか)」
★意味解説
[1] 楽しみ。おもしろさ。特にゲーム等の競争や記録よりも「楽しむこと」を目的とした事に精通している人(競技性より娯楽性を重要視する感覚)。
[2] TRPG関連に過度に熱中し、携わる期間が長くTRPGの様々な事を率先して行ってる人(過度に熱中の中にルールへの精通も含まれる事があるが必須ではない)。
[3] TRPGに対して、古参。年長者。長年TRPGの経験を重ねた人。
[4] TRPGの分野の第一人者。地位・順位の高い人。特定のスキル(楽しむスキル)の知識がずば抜けて高く、その高い人へ対して与えられる称号・賞賛的な言葉。
[5] TRPGの分野に対して経験を積み、特定の分野の知識が豊富で知的能力は高く、卓越した技術・特殊技能があり、特定の分野に精通しその強みを発揮する人。その道に熟達した人。[1]に対する熟練者、達人。
※[1]~[5]数字が若い程、狭義的に強い意味を持ち、数字の高い程、広義的な範囲で含む意味合いとなる。
※誰が「TRPG上級者」と判断するのは、明確な基準はなく、大概は自称・自認が多い。TRPG歴の長さ、回数の多さによって他人が評価する事もあるが、その前提に、長さや回数を誇ったように聞こえる・見える事に対して、空気を読んで称する場合も多い。
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■まとめ・所感
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恐らく▲上記が「TRPG上級者」の定義ではないかなと思った。またTRPGの老害に対しての対義語なのだとも思った。
最後に…。
この理屈だと「TRPG中級者」って何?って話が出てくると思うんだけど、こちらは答えが明快。
「初心者でもない。且つ、上級者でもない人。その余った人たちが中級者」になる。大抵、自称する人はこの理屈で自身を中級者と呼んでいる。
んじゃぁ、「TRPG初心者」は?と言われると結構難しい。「TRPG自身に不慣れが故に不安な為、自分自身を初心者と自認したい人」だと思う…。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
更に、長々とお付き合いいただきありがとうございました。
おわり。
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