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WebサービスのIA、UI。 誰の役にも立たない文章を書くのが好きです。

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    マガジン

    • 中古マンション買ってリノベする(単身男性編)

    • UIの論文などを読む

      ユーザーインターフェースの設計などに関する論文を読んで感想を書く。好奇心に従って読んでいるので、たぶんデザイン業務の役には立たない。

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    最近の記事

    2022年おもしろかった漫画

    なんか今年は全体的に疲れていたからか漫画を読む量も減っており、これまで読んでた漫画の新刊を追いきれなくなってきたし、今年読み始めた漫画かそうでないのかの区別もつかなくなってきた。そう考えると、けっこう惰性で漫画を読んでいたんだなあということに気付く。そこに気付くとしんどい気持ちはあるが、あまり気にしないことにする。 あかねさす柘榴の都「両親と死別して母方のおばに引き取られる」系の漫画にハズレがない、という仮説が生まれた。ひとつめは『違国日記』で、ふたつめがこの『あかねさす柘

      • 俺が積んでる本

        読むのが遅かったり飽きっぽかったりするので、本を買っては大半を積んでいる。最後まで読み切った本なんか本棚の2,3割もないと思う。ただ積んでるだけでも無意味ということはないけど、せっかくなので積んでる本のいくつかについて書いてみる。誤りがあっても許してほしい、なにせ読んでないので。 ちなみに「積んでいる」も全くの未読から多少は読んでるまで幅があると思うけど、厳密な定義はせず、俺が「積んでる」と思った本は俺が積んでる本です。 不思議の国の論理学不思議の国のアリスの作者であるチ

        • 2021年買ったもの・お金を使ったもの

          2021年ももうすぐ終わろうとしている。コロナ禍も2年目となると、平日ずっと家にいることにも慣れてきて、家を充実させようやみたいな気持ちもふつふつとしていた。その気持ちが溜まっていたからか、今年は物欲をおおいに発散した1年だった気がする。今年多少なりともお金を使って生活に影響を与えたり、買ってよかったなあと思ったものをまとめてみる(Amazon の商品リンクはアフィリエイト付き)。 居住環境・人体家(とリノベーション) 家です。暮らしがおおいに変化した。みなさんぜひ遊びに

          • 「freee のこれからのプロダクトデザイン」を模索する

            freee Designers Advent Calendar 2021、7日目担当の @toofu__ です。freee会計やfreee申告などを担当するデザインチームのマネジメントとかをやっていっています。今年読んだ漫画で特に好きなのは 違国日記 葬送のフリーレン ランウェイで笑って(良い結末だった…) ワンダンス シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜 兎が二匹 あたりです。ご査収のほど、よろしくおねがいします。 freee

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            中古マンション買ってリノベする(物件探し)

            前回で買う物件の予算感が決まったので、それに基づいて物件探しをしていく。 不動産屋さんにこんな感じの条件を伝えて、予算内で出てきた候補物件のうちからいくつか選んで内見した。 ・40平米以上(候補物件を見比べるなかで「広さは大事だな」となって50平米以上に条件変更した) ・職場までドアtoドアで1時間以内(近ければ近いにこしたことはない) ・いざとなったら売りやすい(築年数とか) ・2階以上(湿気とか虫とかイヤなので) 概要・出してもらった候補物件:なんかいっぱい ・内見回

            中古マンション買ってリノベする(資金計画)

            経緯はこれ よっしゃマンション買うぞってなって最初に行われたのが不動産屋さんに相談しながらざっくりの資金計画づくりでした。 話を持ちかけてくれた大学時代の同級生がリノベーション設計をやってくれるので、彼らが紹介してくれた創造系不動産さんに購入仲介をお願いしました(ほかの不動産屋さんと比較してどうこうは何もわからない、ほかのところに相談していないので)。Zoom で2,3時間ほど話してわーっと計画を立てた。 この記事では自分のケースをもとに書いているので、目安として読んで

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            中古マンション買ってリノベする(はじめに)

            中古マンションを買って、リノベーションをして、そこに住もうという計画が動き始めました。人生でそう何回もないことだと思うのと、似たようなことをする人が増えたらなんか面白いので、ライフログがてら経緯を残そうかと思いました。この記事を書いている現在、「マンションを購入して所有権を得たが、まだ引っ越していない」という状態です。 前住人が残した「貧乏人だから省エネ節電」の文字。ちなみに前住人はどっかのタワマンに引っ越したらしい。どういうことやねん わたしについて・記事執筆時点で32

            Designing Interfaces の 第2版と第3版をざっくり比較する

            『Designing Interfaces - Patterns for Effective Interaction Design』の第3版が2020年2月にオライリー社から発売されました。第2版はUI設計の際に辞書的にとても参考にさせてもらっているし、そこから10年後の改訂版なのでとりあえず手に入れてみました。が、分厚い英語本をサクサク読める能力が自分にはないので、紹介されているUIパターンの変化だけでも押さえておきたく、目次ベースで変更がある場所を自分なりに洗い出してみま

            喪失感の生まれる条件

            一.少し前に「ひとりぼっち惑星」というスマホゲームが流行った。特に何をするわけでもないゲーム。人工知能同士が戦って壊し合っていて、自分はその争いを傍観しながら壊れた残骸を回収するだけのゲーム(本当はそれだけじゃないけど)。自分が電波を発信すると、どこからか巨大人工知能がやってきて他の人工知能を壊しまくってくれる。たくさんの残骸が手に入る。 この巨大人工知能はかなり頑丈で、他から攻撃を食らってもなかなか壊れない。だから自分が電波を発信するたびにそいつは現れる。現れたそいつはダ

            UIの論文を読む "Gender-Inclusive Design: Sense of Belonging and Bias in Web Interfaces"

            2018年のCHIで発表された論文。ファーストオーサーはスタンフォード大学のHuman-Conputer Intraction Groupに在籍する博士課程の学生。 研究の目的この研究の前にも、性差によってWebに対する評価が変わることを示す研究がいくつかあるようで、それによると「男性は左右対称のWebレイアウトを好む」とか「女性は男性よりもカラフルであったり視覚的な複雑さが高いインターフェースを好む」といった差異があるらしい(先行研究はちゃんと読んでいないので「好む pr

            UIの論文を読む "Predicting User Error for Ambient Systems by Integrating Model-based UI Development and Cognitive Modeling" ① 用語理解

            ベルリン工科大の「Quality and Usability Lab」と「DAI-Labor(Distributed Artificial Intelligence Laboratory)」による共同研究(ファーストオーサーは前者の研究室)。ユビキタスコンピューティングカンファレンスUbiCompで2016年に発表された論文。 論文タイトルを直訳すると「身の回りのシステムにおける、モデルベースUI開発と認知モデリングの組み合わせによるユーザーエラーの予測」といった感じ。「身

            UIに身体が投影されてしまう

            コンテンツそのものではなく、UIが心に残ることがどれだけあるだろう。 僕はいくつかその経験がある。まるでUIに自分の身体が投影されてしまったような感覚を覚えたことがある。どちらもテレビゲームであるけど、ふたつほど思い出代わりに書き出してみる。 ICO2001年に発売されたPlayStation2のゲーム。 育った村のしきたりによって霧深い城に生贄として捧げられた少年イコは、偶然にも檻から抜け出すことができた彼は、城の中で同じように囚われていた少女と出会う。イコは言葉も通じ

            UIの論文?を読む "Introduction to Model-Based User Interfaces"

            UIに関する論文を読んでいるとModel-Based User Interfaceの概念を下敷きとした研究がしばしば出てくるのだけど、正直聞き馴染みがない言葉だったので、基本的なところを抑えておきたいなと思って探したところ、この記事がヒットした。学会誌とかではないが出自がちゃんとしているし、きちんとした文章であるように思うので、読んで自分なりに理解した内容を書いていく。 モデルベースUIとはモデルベースUIとは何かというと、UIを抽象度別に管理(モデル化)することで、様々な

            UIの論文を読む "Computational Layout Perception using Gestalt Laws"

            2016年のCHIで発表されたっぽい研究。著者はヘルシンキ、アアルト大学のUser Interfaces Research GroupというLabの博士課程の学生らしい。 https://userinterfaces.aalto.fi/ この論文が書かれた動機としては、「UI設計において基本的な品質を自動的に担保することができれば、UI設計者は本質的な設計作業に集中することができるのではないか(意訳)」というものである。ここでいう「基本的な品質」には様々な要素がある。例えば

            UIの論文を読む "Method of User Interface Design Based on Semantic Approach"

            UI設計ってこれといって確立されている方法論が存在しなくて、結局は「いっぱいUIパターンの引き出しを持っておいて、ユーザーの想定行動シナリオに沿ってそれを並べる」みたいなやり方になってしまっていて、別に悪くはないんだけどなんか「これが最適解なのか〜?」というお気持ちになっていた。そんなところに "Method of User Interface Design" と題した論文、しかもわりと新しいやつが目に入り、さらに "Semantic Approach" とか気になることを言