2022年おもしろかった漫画
なんか今年は全体的に疲れていたからか漫画を読む量も減っており、これまで読んでた漫画の新刊を追いきれなくなってきたし、今年読み始めた漫画かそうでないのかの区別もつかなくなってきた。そう考えると、けっこう惰性で漫画を読んでいたんだなあということに気付く。そこに気付くとしんどい気持ちはあるが、あまり気にしないことにする。
あかねさす柘榴の都
「両親と死別して母方のおばに引き取られる」系の漫画にハズレがない、という仮説が生まれた。ひとつめは『違国日記』で、ふたつめがこの『あかねさす柘榴の都』だ。3作あればジャンルとして確立されるはずなので、情報求む。
本作は『違国日記』ほど両親の死による主人公の傷というものに焦点があたっていない感じはある。良く言えば透き通った感じだし、悪く言えば薄い。まだ2巻しか出てないのでこれからだけど。
グラナダは10年ほど前に一度行ったことがあるが、気持ちいい街だった記憶がある。当時は柘榴の模様なんかまったく目に入ってなかったなあ。
鍋に弾丸を受けながら
異常グルメマンガ。Netflix の『アメリカンバーベキュー最強決戦』といい、これといい、景気のいい料理は見てるとちょっとだけ元気が湧いてくる。
今日、駅で見た可愛い女の子。
なんかたまたま見つけたが、おじさんが可愛くてついつい読んじゃう。
トリリオンゲーム
Dr.Stone のビジネス版。終始ハイテンションで情報量が多い漫画は、疲れた脳みそに適当に流し込むのにちょうどいい、しかしそういうノリで読むには絵が強すぎるような感じはある。
スピリットサークル
『惑星のさみだれ』もそうだったが、水上悟志漫画は一度読み始めると終わりまで止まらない性質があり、困る。巻数がそこまで多くないのが幸い。新作の『最果てのソルテ』はまだ2巻で継続中だからかまだそこまでの迫力はないけど、このあとどうなるんだろうな。
宝石の国
12巻が発売されてから3日ほど会社を休んだ。
北北西に曇と往け
新刊が出た。相変わらず空気が綺麗な漫画。なのに好きになれない弟くんが物語の中心にいるのが絶妙に嫌なんだよなあ。
ダーウィンズゲーム
これこそ最近中だるみしてて惰性で読んでた(しかし女の子が可愛い)バトル漫画という印象だったけど、最新27巻から唐突にアツい展開になってきた印象がある(ネタバレになるので書けない)。しかし27巻からアツくなる漫画を人に勧めるのもはばかられる(しかもそこまで誰が見てもアツい展開という感じではない)のが困る。
砂の都
『惑星9の休日』『夜とコンクリート』で好きな作家さんなのだけど、どうにも寡作なので作品を読めることが少ない。この作品も「初連載」とあるが、4年前に第1話が掲載されてから続きが読めない悲しさがある。
ボールルームへようこそ
1年に1冊も新刊が出てないようなペースな気がするが、今年は新刊が出た。読んだ。良かった。鎌倉は海が近いからか、どうやら空気が綺麗なようで、紙面(iPad)がキラキラと光っているようだった。
「読んでて姿勢がよくなる」系の漫画として『ランウェイでわらって』『ボールルームへようこそ』が挙げられると思うが、3冊目がなかなか見つからない。3冊あればジャンルとして確立されるので情報求む。