ライフセーバーになるには
僕は現役のライフセーバーだ。海水浴場にいる、目立つ赤と黄色の色の人たちだ。意外と知っているようで知らないライフセーバーについて今回話していきたい。
(表紙引用)
ライフセーバーになるには
日本ライフセービング協会というものがある。
そこでの登録があればライフセーバーとして働くことができる。
だがこの登録をするには、3つの日本ライフセービング協会が定めた資格に合格しないといけない。
その3つの資格とは1つが「BLS試験」、 もう1つが「ウォーターセーフティ試験」、そしてその2つが受かってから受けられる「ベーシック試験」である。
資格の中身を一つずつ説明していこう。
3つの資格の中身
・BLS試験
BLS は緊急事態にあった時の対処法、心肺蘇生法、AEDの使用を学ぶものだ。学んだ後に確かめるためのテストがあり、それの一定基準の合格率を持って資格が得られる、というものだ。
・ウォーターセーフティ試験
これは海難事故が起きた時の対処法のいくつかのパターンをプールで実際に学ぶ、また座学も受けるものだ。前回同様最後にテストがあり、合格すると資格が得られる。
・ベーシック試験
この試験が正念場であり、本格的にライフセーバーになるための試験と言えるだろう。
ベーシック試験は2日間×2セットで行われる。
2日間は海での実践的な練習と1日は座学。最後の1日はそれのテストである。
海での練習は、ボードやチューブを使った救命の仕方、基礎体力としての砂浜のランニング、海の長距離スイム、その他救助の流れが実践を通して学習される。
また救命器具やAED、心肺蘇生法のより詳細な内容も学ぶ。
座学は天候や波といった気象に関するものから、ライフセービングの理念といったことも学ぶ。
そして最終日にそれらのテストが行われる、というものだ。
僕が「ベーシック試験」を受けた時はとても波が荒れていおり、そして天候も悪く、練習といいコンディションといい、とても厳しいものであったことを覚えている。
この3つの資格をパスすると、
晴れて「ライフセーバー」として夏の海の監視業ができるのである。
詳しくはこちら。
最後に
人の命や身体を守る役目のある「ライフセーバー」。
きつい分、とってもやりがいもある。
そして18歳以上からなら社会人さんでもなることができる。
興味のある方は是非!
(右が僕です。)
ここで夏を惜しむ。
Keitaro.
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