詩* ムジュンの海
ムジュンの海で溺れるボクが
掴んだものはワラではなかった
かといって真実でもなく
純粋なわけでもない
鈍く輝くシーグラスのような
半透明なヒカリの破片
生きる希望とか意味だとか
夢とも愛とも呼べないけれど
それでよかった
ただ見つめてた
その瞬間だけ
許せる気がした
正しいとは言い切れないこの世界で
真っ直ぐとは言い切れない生き方をしている
ジブンを
ムジュンの海で溺れるボクが
掴んだものはワラではなかった
かといって真実でもなく
純粋なわけでもない
鈍く輝くシーグラスのような
半透明なヒカリの破片
生きる希望とか意味だとか
夢とも愛とも呼べないけれど
それでよかった
ただ見つめてた
その瞬間だけ
許せる気がした
正しいとは言い切れないこの世界で
真っ直ぐとは言い切れない生き方をしている
ジブンを