ここ数年、お金の使い方に気を付けてきました。

若い頃はいくらお金があっても、足りなかった。実家暮らしの割に全く貯金もしないで、好き勝手生きていたもんだ。人生で色々後悔はありますが、もっと貯金しとけばよかったと思いますね。

正直、貯金していても世界はめちゃくちゃになり、日本沈没だなんて言われて、お金貯めめていても果たして意味があるかどうかわからない時代です。

貯金を残して死んでも全然構わないけど、お金に困って生きる人生も嫌だなと。親がいなくなれば、誰も助けてくれる人はいなくなります。将来の日本が存続していた時の、リスクヘッジとして、多少なりの自己防衛おじさんである。

お金を湯水のように使っていた時は、お金のありがたさが全くわかっていなかった。

いつまでも普通に働けて稼げるもんだと。それが、一般雇用に限界を感じて長い無職時代で貯金を底をついて、働きたくても働けない苦しみ味わったことで意識が変わりだした。

精神の持病があることを自覚して、いつまで働けるかもわからない。とりあえず貯金があれば、生き延びる時間を増やせる。

将来、老齢年金は形あるかもだけど、受給年齢の引き上げに納付額も増えて、もらえる金額も下がっている三重苦になることは間違いないだろう。年金ゼロ想定くらいの感じだと思っている。

今流行りの投資には慎重に考えている。さんざん競馬でお金をぶちまけてきた人間だから、性格的にはやめた方がよいかと思っている。大事なライフラインの貯金を全部溶かしかねないからね。

今はお金を使わないミニマムな生活を心がけ、実家にいる特権を最大限に利用して、貯金を心掛けたい。ハンディキャップ持ちなりに、生きていく方法を考えて行動しなければいけない。今は、今後一人で生きていくための、準備期間だと思ってます。

お金をかけずに楽しく暮らすことは、いつも考えています。もう40超えて結婚も諦めて、異性にモテたいとか無くなって物欲もなくなった。洋服なんて古着とユニクロで十分。会社着は家で洗えるチノパンとオックスフォードシャツでよい。

出不精に加速がついてきたこともあり、外食するより自分で作った方が楽。休みは朝散歩して、OKで買い物早めに終わらして、家族元気で家でゆっくりできれば、めちゃくちゃ幸せ。

世間的な普通の幸せを求めずに、自分が幸せだと思えればそれでよいのだ。

健康があり、仕事ができて、ご飯も美味しく、普通に暮らせるだけで十二分に幸せなことなのだ。

当たり前の暮らしは、当たり前ではない。ささやかな幸せを噛み締めて明日も生きていきます。


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