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人にイラつかない方法《メタ認知で人間関係を良好に保つ》

怒りをコントロールする話し



◾️人は理解し合えない



人間関係
には、さまざまな軋轢が付きモノです。


親にイラつき、友だちにイラつき、
上司にイラつき、パートナーにイラつきます。



それらはある種、避けようがありません。





それは、
人間がそれぞれに個性をもっているからです。


それぞれに特有の個性をもった人間が一箇所に
集められたら、ぶつかる事は不可避です。




歴史的大恋愛の末、お互いを唯一無二の存在と認め、結婚した夫婦でも、ちょっとしたボタンのかけ違いがトリガーとなり、


10年後に離婚するなんて事はザラにあります。





実は私自身、過去に離婚を経験しています。

私たちは価値観がかなり近く、
趣味趣向も似ていました。


お互いに読書が好きで、
時々、議論を深める事もありました。




私はパートナーの豪放磊落な生き方やユーモア、
センスに惹かれていました。

相手は、
私の優しさを特に気に入っていたようです。




私たちは、お互いを補完し合える関係性だったので、当然のように結婚に至りました。


しかし、結婚5年目の冬、
私たちの関係はあっけなく終わりました。




相手は私のだらしなさに辟易し、
離婚を切り出しました。





このように人間というモノは、

どんなに愛した人間であっても、その個性が認められず仲違いに至るケースがあるのです。


人の個性というモノは、

それほどに入り組んでおり、すべての歯車が完全に噛み合う事はないと、私は断言します。





なので、
お互いにある程度は目を瞑る努力が必要です。


相手を責めてばかりの人は、誰とも分かり合えません。

人と分かり合うには、相手の個性を受け入れ許容する、広い心をもつ必要があります。


とはいえ、
イラつきは極めて流動的で止めどないモノです。

イラつきの感情を堰き止めるのは、手刀で海を割りアメリカに渡るくらい難しいです。






しかし、一つ打開策があります。
それはメタ認知を使うことです。



◾️メタ認知

メタ認知とは、

主観的な目線で物事を捉えるのをやめて、あえて客観的視点に立ち、フラットな感情をもってして現実を見据える方法です。




例えば、

上司に理不尽に怒られていると思い怒り心頭に
発するのは、主観的な感情ですが、

この状況を冷静に
別角度のモニターから覗き見るのです。


A.上司が怒ってくるのは、私に対する叱咤激励だから上司の期待に応えられるよう頑張ろう

B.上司も立場上、上からの圧力をかなりかけられている。だから、私への圧も強くなってしまうんだ。これは会社の構造上、ある種仕方のない事かもしれない。

C.上司はこの前、パチンコで大負けしたと話していた。きっと純粋に虫の居どころが悪いのだろう。まぁ、放っておこう。パチンコで大負けしてる上司、ザマァ。



みたいな風に、複数のチャンネルを通して、
現実を見るのです。




つまり、自分の都合を最重視するのではなく、

相手の立場に一度立ってみて、
思考を再構築する
という考え方です。


これができるようになると、怒りの感情をある程度はコントロール出来るようになります。


相手に寄り添うことを習慣付けると、

対人コミュニケーションは驚くほど上手くいくようになります。



↓円滑なコミュニケーションの為の技法


◾️他者の目線に立つ


自分視点のチャンネルしかもたない人は、


すぐに怒ります




自分にとって都合の悪いことが起きれば、火山が噴火する時のように怒りが止めどなく溢れます。

しかし、これは子どもの振る舞いです。


子どもは人生経験が少ないので、
相手の気持ちに立って考えるのが難しいです。


お菓子を買ってくれない親に対して、

『なんで買ってくれないのぉ!!!』
と泣きじゃくります。




今は、値上げが深刻だから
お菓子を買ってくれないのかもしれない。

今度のテストで100点を取ったら、
お菓子を買ってくれるよう交渉してみよう。


なんて頭は子どもにはありません。



目の前の現実を真正面からしか捉えられないのが、子どもです。



しかし実際問題、このような視点でしかモノを考えられない人間は大人にも多数存在しています。


すぐに怒ってしまうような大人は、



精神性が子ども
なのです。



すぐに怒るのではなく、
もっと建設的な場の収め方はないか?


と思案するのが、大人の考え方です。



それを習慣付けられれば、あなたの燃えるような怒りは、たちまち消えてゆく事でしょう。




ただし、メタ認知を用いて客観的目線に立っても尚、相手の要求が理不尽だと感じる場合は、


キレて良いです。


むしろ、

キレなければならないのです。


↓NOを突きつける勇気


なんでもかんでも大人の対応を取っていると、

相手に舐められます。



この人には何をしても許される
と思われてしまいます。

それはそれで、良好な関係は保てません。



先の例でいえば、

テストで100点を取ったにも関わらず、親が約束を破りお菓子を買ってくれない場合などは、


キレても良いでしょう。




まとめますと、

まずは怒る前にメタ認知をして現状を捉え直す



その結果、

相手の言い分にも一理あると思えば、刀を納めるのが良いですし、

メタ認知しても相手の要求がおかしいと感じる場合には、良好な関係に至るために一度真正面からぶつかるのが良いでしょう。


自分の中に超えてはならない一線を引いておく感覚です。



そのバランス感覚を養えば、さまざまな人とより良い関係を構築する事が可能になるでしょう。


あなたが怒りの感情に振り回されず
より良い人生を送れる事を願っています。




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