日本人には、不幸な人が多い!?《幸福に生きる為のヒント》
■はじめに
2022年度の国別幸福度ランキングで、
日本は第54位でした。
これは先進国でもっとも低い値を示します。
10万人当たりの自殺者数ランキングでは、
日本は18位と高い水準で推移しています。
日本は食うに困らない国ですし、長寿の国でもあり、四季折々の愉しみが用意されているし、周囲を海に囲まれているので資源も豊富です。
そんな一見すると、不幸とは縁遠そうな国に居る日本人には、なぜ不幸な人が多いのでしょうか。
今回はその原因を2点に絞って、私の独断と偏見で勝手に深掘ってみたいと思います。
■不安感から生じる貧困
日本人には、不安を感じやすい遺伝子型である『S型』遺伝子をもった人が多いと言われています。
その割合は、なんと80.25%
アメリカが44.53%なので、
その割合はかなり多いと思います。
私は社会不安障害を持っているので、正にそのど真ん中に存在している訳ですが、この結果をみると、日本における社会不安障害はそれほど物珍しい事ではないのかもしれない、と感ぜざるを得ないですね。
社会不安障害は、一個人の特有の症状ではなく、
日本中に覆いかぶさる病魔なのかもしれません。
日本人は不安を感じやすいので、
あらゆるサービスが過剰になっている気もします。
日本では、コンビニに売っている『おにぎり』にも、開け方が丁寧に記されています。
日本で流通している物を改めてじっくりと見てみて下さい。日本の商品には過剰なくらいの説明書きがあります。
これはきっと、日本人の不安を払拭する為に産まれた文化なのだと思います。
説明書きを丁寧に行う事で、
不安を解消させる事を目的としているのです。
しかし、これらの情報を書き込むのにも、
当然人員が動員されています。
この丁寧な仕事ぶりするが故に、日本の生産性は低止まりしていると言っても良さそうです。
手間暇をかけるのは、日本人らしくてとても良いですが、その結果として海外から遅れを取るようになったのだと思います。
生産性が下がれば、給料も下がります。
日本人の給料は、先進国の中でも唯一、給料が上がっていない国であるとも言われています。
給料は直接、
人間の幸福度に関わってそうですよね。
『世の中、結局金かよ?!』という声が飛んできそうですが、結局金な部分は大きいですよね。
子どもの頃に貧困の憂き目に遭っていた方は、精神異常を起こしやすいというデータも出ていますので、貧困は確実に人を不幸せにしますね。
■幸福を後回しにする日本人
日本人は世界的に見ても、
貯金が好きな民族であると言われています。
一見すると、
これはとても良い事の様に思います。
貯金をして、未来への投資を行い、不安感を払拭するのはとても理に適っているとも思えます。
しかし、実際に起こるか分からない未来の為の投資は、それほど重要なのでしょうか?
『未来』よりも『現在』を愉しむ方が大切ではないでしょうか?
『現在』を愉しめていないから、
日本人の幸福は低いのではないだろうか?
私は、そう考えます。
しかも、未来への投資をする人は、来るべき未来でもまた未来への投資をし、貯金をやり続けてしまいます。
こうなると、『喜び』をどんどん未来へ追いやってしまい、享受する事が一切出来なくなってしまいます。
これは、本末転倒ではないでしょうか?
『その瞬間を愉しむ』精神が何よりも大切な気がしています。
つまり、『アリとキリギリス』でいう所のキリギリスになった方が、実は幸福感を得やすいのではないかという話です。
童話の中では、キリギリスは食べ物を得られなくて飢えてしまいますが、現代においては、生活保護を受給するなどのセーフティネットが用意されているので、飢え死ぬ事はほとんどないでしょう。
そう考えると尚更、幸福感を得る為に、毎日『喜び』を得る為のアクションを取りながら生きるのが、幸福への道である気がします。
私は最近、30万のPCと6万円の作曲ソフトを購入しました。貯金が元々少ない状態でしたが、購入しました。
多少の躊躇いはありましたが、『現在』を愉しみたいという想いで勢いそのままに購入しました。
結果、『正解』でした。
作曲の幅が大きく広がり、音質も爆上がりした事で、私の音楽に対する情熱も更に強さを増しました。
この様な相乗効果により、その熱意を感じた視聴者さんから、作曲の仕事依頼が舞い込みました。
お金をかけた事で、幸福感が膨れ上がった上に、『お金かける事で、お金を得る』事にも繋がった訳です。
▼過去にご依頼を受けた曲
作曲のご依頼がございましたら、初回5000円にて承りますので、お気軽にTwitterDMにて、お申し付け下さい。
▼Twitter
お金をかけてやりたい事があるのに、貯蓄を気にして、行動に移せない人は、『未来』よりも『現在』に目を向けるという、この記事の内容を思い出して下さい。
お金をかけてやりたい事を行動に移せば、お金の貯蓄は減りますが、経験の貯蓄になります。そこで得た『経験』は、何にも代え難い未来の資産となり得るでしょう。
お金が減る事を恐れず、自分の本当にやりたい事を実現していきましょう。
それがあなたのアイデンティティとなっていきます。
最後まで、お読み頂きありがとうございます。
私の独断と偏見で日本人が不幸な理由を述べて参りましたが、一側面として必ず存在する事象だと思いますので、この記事を振り返り、自分の人生と照らし合わせる事で、より良い『未来』を創造してくだされば、幸いです。
■おわりに
幸福な人生を送る為のお金の使い方について
教えてくれる良書を紹介します。
『幸せをお金で買う5つの授業』です。
この本では、幸せを手にする為のお金の使い道を明確に提示してくれています。本書では、お金を使ってただ物を買うのと経験を買うのでは、その価値には、雲泥の差がある事を示唆しています。幸せとは経験の蓄積により担保される事が様々な事例を通して理解できます。今後の人生を豊かなモノとする為に、本書をお読み頂き、お金との向き合い方に目を向けてみては如何でしょうか?
最後に、
『mimic wood owls』という名で、
エレクトロ音楽創りに専念しております。
今回は、山全体を支配する『山神』のエレクトロ音楽です。
優しさと荒々しさを兼ね備えているので、
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▼私の考える幸福論について
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