人をつくるのは、時間の長さよりも時間の濃さだ。
社会人2年目の4月も、春風のように過ぎ去った。ゴールデンウィーク明けから、後輩が入る。
思ったのは、「先輩・後輩関係なく、一人のここで働く人として接してほしい」ということだった。私はたまたま1年早くこの仕事をしているだけ。年数じゃなくて、実力なんだ。実力は、数字にも結果にも出る。
「プロ」と名乗ることや仕事に対して、年数にこだわる人がいる。
「あの人はまだ社歴が浅いから」
「あの仕事をしてまだ1年だから」
そんなのはあまり関係ない。
大切なのは、どんな仕事をしてきたか、どんな時間を過ごしてきたかだ。
部活だって、3年やってきた3年生の先輩が必ず強いとも限らない。放課後も残って練習している1年生の方が強いかもしれない。「長年やってきたから」なんて、意味がない。むしろ、どこか慣れてきたり甘えたり、手を抜く部分が多くなることだってある。
時間の長さよりも、時間の濃さの方が、うんと大切だ。
仕事だけじゃなくて、人との距離もそうかもねぇ。
サポートしていただいた後に起こること。 1 執筆するために行くカフェで注文するコーヒーがソイラテになる。 2 部屋に飾る花が1輪増える。 3 いつも行く温泉でサウナにも入る。