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ヨーロッパの小学校のスゴイ教育

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息子はヨーロッパで現地の保育園に行き始め、更に現地の小学校に入学。そこで目の当たりにした、驚くべきヨーロッパの教育。主に現地ヨーロッパでの英語教育とプログラミング教育について、紹… もっと読む
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2020年2月の記事一覧

子供がわくわくするプログラミング

子供がわくわくするプログラミング

前回の記事で書いたのですが、

子供がプログラミングを身に着けるのに一番いいのは、

おそらく、何か作りたいものができること。

大げさなものではなくても、

ちょっとふざけていたり、思いつきだったりでも、

全然かまわないと思います。

スクラッチで、トミーキャッスルというゲームを作ってみました。

対戦型のゲームで、ビームを当て合って、

相手の体力がなくなったら勝ち、というゲーム。

このビ

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子供がプログラミングをしたいと思う時

子供がプログラミングをしたいと思う時

子供がプログラミングをしたい、と思うのはどんな時か。

きっと、何か自分で作りたいものができた時だと思います。

では、子供は何を自分で作りたいのか。

最近これを追求しています。

最初は自分で作れなくてもいいのですが、作りたいものを

自分で考えて説明できる力。

そんなことを考えています。

そのひとつの試行が、スクラッチで作るゲーム。

単純なモデルゲームを作って、

機能拡張の可能性を子

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イギリスの小学校「入学直後」のプログラミング教育について解説します

イギリスの小学校「入学前」のプログラミング教育内容については、

別の記事でお伝えいたしました。

入学直後から、いよいよスクラッチの編集画面を使ってプログラムを組み立てていきます。

1.シーケンス

何はともあれ、最初は、プログラムは予め計画された通り、「時系列」に、「順番」に実行されるということを学びます。

「シーケンス」の考え方です。

もちろん繰り返しの処理や、あちらこちらに処理が移る

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ちょっと待った!プログラミング教育?一旦、冷静に考えよう

ちょっと待った!プログラミング教育?一旦、冷静に考えよう

ガーディアンの記事です。

プログラミング教育、本当に必要なのかというのをこれまでの類似の学習ブームを踏まえて考えています。

日本語ブームの妄想、技術進歩スピードの過信、おそらくオーストラリア人の方が書いた記事なのですが、なかなか面白かったです。

ただ、今回のプログラミング教育は、グローバルの動きなので、単なる局所的な想像を超えるもののような気もします。

一方で、現在、世界のIT業界をけん引

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イギリスの小学校「入学前」のプログラミング教育について解説します

イギリスの小学校「入学前」のプログラミング教育について解説します

海外では小学校入学前からプログラミング教育が始まります。

スクラッチを使います。

けれども、プログラムを組み立てるわけではありません。

これから小学校に入ってからプログラムを組み立てるための、

準備運動のような内容です。

スクラッチですでに学習用にプログラムされたものを使って、

学習するのです。

それをここで、実際に使われるスクラッチのプログラムを見ながら、

解説していきます。

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中国の子供達の凄すぎるプログラミング教育

中国の子供達の凄すぎるプログラミング教育

中国における子供達のプログラミング教育のトレンドに関する記事。

プログラミング教室が活況のようで、親が積極的に子供のプログラミング教育に関わっているようです。

中国ではYouTubeが見られないですが、Bilibiliという動画サイトがあり、誰でも動画配信できるプラットフォームになっています。

小学生がそこでプログラミングの講師となり、大人を含めた6万人ものフォロワーを相手にしているというの

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子供にプログラミングを教えるのは時間の無駄?

子供にプログラミングを教えるのは時間の無駄?

OECDの教育担当の言葉が記事になっていました。

子供にプログラミングを教えるのは時間の無駄になるというのですが、真意はどういうことでしょうか。

その理由として挙げられていたのは、今の子供にプログラミングを教えても、その子供が社会に出るまでにその知識は時代遅れのものになるから、ということでした。

どのレベルまでのことを言っているのかはわかりませんが、確かに、数あるプログラミング言語ですが、ビ

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