トミーランド TOMMYLAND

ヨーロッパに移住して現地の保育園を出て現地の小学校に通っている息子。そこで目の当たりに…

トミーランド TOMMYLAND

ヨーロッパに移住して現地の保育園を出て現地の小学校に通っている息子。そこで目の当たりにした、驚くべきヨーロッパの教育。主に現地での英語教育とプログラミング教育について、紹介します。

マガジン

  • ヨーロッパの小学校のスゴイ教育

    息子はヨーロッパで現地の保育園に行き始め、更に現地の小学校に入学。そこで目の当たりにした、驚くべきヨーロッパの教育。主に現地ヨーロッパでの英語教育とプログラミング教育について、紹介します。

最近の記事

超絶ITオンチ ママのスクラッチに挑戦⑤

トミーの川下りゲームを作ってみます。 いろいろ応用がきいて、子供と遊びながら作ることができます。 ステイホーム、教育、子供たちとのコミュニケーション。 プログラムの素養をと思っても、なかなかゲーム一辺倒にしたくない。 自らゲームを作る楽しさを感じながらプログラミングを学ぶ道があります。 しかも、親子で対話をしながらできるといいですね。 そんな話をしながら作りました。 ゲームには終了条件があって、終了条件が満たされるまで、ゲームは続く。 これがゲームの基本構造だ

    • 超絶ITオンチ ママのスクラッチに挑戦④

      この緊急事態宣言がなければ、こんなに家族と過ごす時間はなかった。 大変な分、この状況に感謝もある複雑な気持ちです。 人の命にかかわることなので、良かったとは決して言えないですが、 せめて前向きに生きていきたいです。 今回は、クリスマスツリーのイルミネーション。 スイッチのオンとオフを組み合わせることで、沢山のことが表現できます。 2進数の考え方です。 シンプルな動きを表現することも、2進数の考え方で表現できます。 そして、コンピュータの精確さに敢えて、不規則さ

      • 超絶ITオンチ ママのスクラッチに挑戦③

        ITは全くわからない、だけど子供のプログラミング教育はサポートしたい。 そんなママたちに贈るシリーズです。 3回目は、ループ。 いよいよ、ループという言葉が出てきました。 ループは繰り返しです。 プログラムが最も得意とすることです。 プログラムは、人間とは比べ物にならないくらい高速で処理を実行します。 しかし、時には敢えて、その速度を落としてやる必要があるのです。 人とコンピュータの関わり。 今回は、そんな会話を楽しみました。 新しい発見がたくさんあります

        • 超絶ITオンチ ママのスクラッチに挑戦②

          ステイホーム。からのホームスクーリング(自宅学習)。 今回は、キーボードのキーを押すと、キャラクターが動く、 というシンプルなもの。 プログラムを使う人と、使われるプログラムの間のコミュニケーション。 それを学んでいきます。 働いといてね、と言っておけば、最後まで仕事をしてくれるプログラム。 二人三脚で、一緒に働くプログラム。 いろんな形があります。 そんな話をしながら、作ったプログラムです。 【スクラッチ】超絶ITオンチ ママのスクラッチ挑戦!!超入門②【

        超絶ITオンチ ママのスクラッチに挑戦⑤

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        • ヨーロッパの小学校のスゴイ教育
          21本

        記事

          超絶ITオンチ ママのスクラッチに挑戦①

          ステイホーム。からの、ホームスクーリング(自宅学習)。 出鼻をくじかれたプログラミング教育に立ち向かう、すべてのママへ。 ITの苦手なママ。だけど子供に自宅学習させられるレベルの知識が必要。 なぜなら子供はまだ自習できるほどの年齢ではないし、 読み書きもおぼつかない。 親の強力なサポートなしには、今の逆境には太刀打ちできません。 そんなわけで、ママの自宅学習サポートを支えるべく、 スクラッチを教えていきます。 第1回は、プログラムの書き方です。 大抵の人が書

          超絶ITオンチ ママのスクラッチに挑戦①

          小学生でもカンタン スクラッチでクイズゲーム

          一問一答、自由に問題を作れるクイズゲームです。 回答するには、直接キーボードで答えを入力します。 いろいろなクイズを作って楽しんで欲しいです。 海外の小学校では、スクラッチでゲームを作り始めます。 ゲームといってもシンプルですが、一応そこにはルールが存在していて、 子供なら、それなりに楽しめそうなもの。 今回紹介するクイズゲーム、使うプログラムの部品はたったのこれだけ。 これを順番通りに組みてるだけで、たのしいゲームが作れます。 ルールは簡単、キャラクターの出

          小学生でもカンタン スクラッチでクイズゲーム

          小学生でもカンタン スクラッチでへびゲーム

          へびの体をできるだけ長~く伸ばせるように、動き回ってください。 シンプルだけど、やみつきゲーム。 海外の小学校では、スクラッチでゲームを作り始めます。 ゲームといってもシンプルですが、一応そこにはルールが存在していて、 子供なら、それなりに楽しめそうなもの。 今回紹介するへびゲーム、使うプログラムの部品はたったのこれだけ。 これを順番通りに組みてるだけで、たのしいゲームが作れます。 ルールは簡単、へびの体をできるだけ長くなるように動かします。 自分の体にぶつか

          小学生でもカンタン スクラッチでへびゲーム

          小学生でもカンタン スクラッチでマジックめいろ

          動く柱をうまくよけつつ、キャラクターをスタートからゴールまで。 アクションゲームの要素もあって、わくわくする動く迷路ゲームです。 海外の小学校では、スクラッチでゲームを作り始めます。 ゲームといってもシンプルですが、一応そこにはルールが存在していて、 子供なら、それなりに楽しめそうなもの。 今回紹介するマジックめいろ、使うプログラムの部品はたったのこれだけ。 これを順番通りに組みてるだけで、たのしいゲームが作れます。 ルールは簡単、上下に動く柱をうまくよけながら

          小学生でもカンタン スクラッチでマジックめいろ

          小学生でもカンタン スクラッチでいちごゲーム

          キャラクターにいちごを食べさせる、かわいらしいゲーム。 キャラクターの動かし方、いちごを食べると得点アップなど、 子供がわくわくする仕組みがたくさん。 海外の小学校では、スクラッチでゲームを作り始めます。 ゲームといってもシンプルですが、一応そこにはルールが存在していて、 子供なら、それなりに楽しめそうなもの。 今回紹介するいちごゲーム、使うプログラムの部品はたったのこれだけ。 これを順番通りに組みてるだけで、たのしいゲームが作れます。 ルールは簡単、時間とと

          小学生でもカンタン スクラッチでいちごゲーム

          小学生でもカンタン スクラッチでもぐらゲーム

          地面の中を、キャラクターを動かして、スタートからゴールまですすめる。 実際に動かせる、たのしい迷路ゲームを作ります。 海外の小学校では、スクラッチでゲームを作り始めます。 ゲームといってもシンプルですが、一応そこにはルールが存在していて、 子供なら、それなりに楽しめそうなもの。 とあるゲームで、スクラッチで使うプログラムのブロックは、 たったのこれだけです。 右半分は、キャラクターを動かすためのもの。 左半分の、わずか8つのブロックが、ゲームのルールを決めるも

          小学生でもカンタン スクラッチでもぐらゲーム

          子供がわくわくするプログラミング

          前回の記事で書いたのですが、 子供がプログラミングを身に着けるのに一番いいのは、 おそらく、何か作りたいものができること。 大げさなものではなくても、 ちょっとふざけていたり、思いつきだったりでも、 全然かまわないと思います。 スクラッチで、トミーキャッスルというゲームを作ってみました。 対戦型のゲームで、ビームを当て合って、 相手の体力がなくなったら勝ち、というゲーム。 このビームの種類を色々作る。 それを子供とやってみただけで、 すごく盛り上がります

          子供がわくわくするプログラミング

          子供がプログラミングをしたいと思う時

          子供がプログラミングをしたい、と思うのはどんな時か。 きっと、何か自分で作りたいものができた時だと思います。 では、子供は何を自分で作りたいのか。 最近これを追求しています。 最初は自分で作れなくてもいいのですが、作りたいものを 自分で考えて説明できる力。 そんなことを考えています。 そのひとつの試行が、スクラッチで作るゲーム。 単純なモデルゲームを作って、 機能拡張の可能性を子供と話し合う。 子供は驚くほどクリエイティブです。 きっとこんなことができる

          子供がプログラミングをしたいと思う時

          イギリスの小学校「入学直後」のプログラミング教育について解説します

          イギリスの小学校「入学前」のプログラミング教育内容については、 別の記事でお伝えいたしました。 入学直後から、いよいよスクラッチの編集画面を使ってプログラムを組み立てていきます。 1.シーケンス 何はともあれ、最初は、プログラムは予め計画された通り、「時系列」に、「順番」に実行されるということを学びます。 「シーケンス」の考え方です。 もちろん繰り返しの処理や、あちらこちらに処理が移ることもありますが、基本的には、(画面の)上から下に向かってプログラムを組み立てて

          イギリスの小学校「入学直後」のプログラミング教育について解説します

          イギリスの小学校「入学前」のプログラミング教育について解説します

          海外では小学校入学前からプログラミング教育が始まります。 スクラッチを使います。 けれども、プログラムを組み立てるわけではありません。 これから小学校に入ってからプログラムを組み立てるための、 準備運動のような内容です。 スクラッチですでに学習用にプログラムされたものを使って、 学習するのです。 それをここで、実際に使われるスクラッチのプログラムを見ながら、 解説していきます。 3つのステップ小学校入学前のプログラミング教育には3つのステップがあります。

          イギリスの小学校「入学前」のプログラミング教育について解説します

          ちょっと待った!プログラミング教育?一旦、冷静に考えよう

          ガーディアンの記事です。 プログラミング教育、本当に必要なのかというのをこれまでの類似の学習ブームを踏まえて考えています。 日本語ブームの妄想、技術進歩スピードの過信、おそらくオーストラリア人の方が書いた記事なのですが、なかなか面白かったです。 ただ、今回のプログラミング教育は、グローバルの動きなので、単なる局所的な想像を超えるもののような気もします。 一方で、現在、世界のIT業界をけん引するような人たちや、その人たちが作った会社の中で活躍している人たちも、プログラミ

          ちょっと待った!プログラミング教育?一旦、冷静に考えよう

          中国の子供達の凄すぎるプログラミング教育

          中国における子供達のプログラミング教育のトレンドに関する記事。 プログラミング教室が活況のようで、親が積極的に子供のプログラミング教育に関わっているようです。 中国ではYouTubeが見られないですが、Bilibiliという動画サイトがあり、誰でも動画配信できるプラットフォームになっています。 小学生がそこでプログラミングの講師となり、大人を含めた6万人ものフォロワーを相手にしているというのも、驚きました。 そして政府の本気度もすごく、小学生向けのAIの教科書を作った

          中国の子供達の凄すぎるプログラミング教育