カナダ保育園の1日の流れはこんな感じ
どうも、佐々木です。カナダの保育園で働きはじめて3週間が経ちました。今週は先生たちの夏休みも兼ねて閉園するので1週間まるっとお休み。
8月31日からは秋セメスターがオンラインで始まる予定のため、がっつり保育園でフルタイムで働けるのもあと3週間です。保育士資格をとって、早く現場に出たいなあ……!
カナダ保育園の1日の流れ
8時30分
出勤して、3才児クラスの子どもたちと1時間ほど外遊び。最近は気温が高いこともあり、ウォーターテーブルやスプリンクラーを設置して水遊びをすることが多いです。
芝生に自分のタオルを敷いて、日を浴びながら横になっている子もいたり、「スプリンクラーを滑り台につけてウォータースライドにしたい!」と言う子もいたり、とても自由にのびのび過ごしている印象。
9時30分〜10時
4才児クラスの子どもたちのクラスに戻り、自由遊びの見守り。ブロックで遊んでいる子、おままごとエリアで遊んでいる子、ロフトで本を読んでいる子などさまざまです。
週毎にテーマがあるのですが、先週はおとぎ話(ドラゴンやお城など)がテーマだったので、ドラゴンの顔をつくるアートアクティビティをしている子もいました。
10時〜10時30分
使ったおもちゃのお片付けをして、スナックタイム。子どもたちがスナックを食べている間にお昼寝のためのベッドの用意をします。ぬいぐるみやお気に入りのブランケットを持ってきているので、それも一緒に配置します。
準備が終わったら、私も子どもたちと一緒にスナックを食べます(スナックのパッキングが面倒くさくて、適当にクラッカーとかチョコとかバナナとかを食べている)。
スナックタイム中の子どもたちとの会話は面白くて「リザードを飼っているんだけど、名前はオゴポゴ(オカナガン湖に生息すると言われているUMA)って言うの」と教えてくれた子もいました。君、ネーミングセンスよ。
ちなみに、この緑の龍みたいなのがオゴポゴ……。
10時30分〜12時30分
スナックタイムが終わり、4才児クラスの外遊びの時間! ウォーターテーブルやスプリンクラーを引き続き使い、水遊びをします。
最近は、砂場に穴を掘って、そのなかに水を流し込み「海」「湖」「火山」を作ることにハマっている子どもが多いです。(時折ほかの子どもが「洗車〜」と言って、「海」のなかに車のおもちゃを投げ込み、それが喧嘩に発展することもありますが)とってもクリエイティブ……!
同僚の先生がKidz Bop(流行りの曲を子どもバージョンに変えたヤツ)をスピーカーで流して、それに併せて踊っている子どももいます。
12時30分〜13時
子どもたちのランチタイムとともに、私も30分のランチ休憩。最近は天気がいいこともあり、外でランチを食べています。
日本にいたときはコンビニでお昼を買っていたので、自炊しないと食べるものがなにもない……! なので、前日の余り物などをタッパに詰めて持ってくることが多いです。質素なランチタイムすぎる。
13時〜15時
休憩からあがると、子どもたちは本を2〜3冊読んで、お昼寝の時間。ほかの先生たちと手分けして教室内やトイレを掃除したあと、子どもたちの背中をトントンして寝かしつけます。秒で寝る子から、寝付くまでに時間がかかる子までそれぞれ……。
子どもが寝たあとは、おもちゃを片付けたり、窓を拭いたり、アートアクティビティの準備(紙を切るだけ)をしたり、同僚の先生に「なにかできることある?」と聞きながら、できることを探してやっています。
15時〜16時
子どもたちのお昼寝が終わり、教室内でパズルをしたり、週のテーマに基づいたテーブルアクティビティをしたりする時間。お腹が空いてスナックを食べいる子どももいます。
おとぎ話のテーマだったので、お城の形をしたテントを張ったり(子どもたちはお城のなかで本を読めます)、お城のおもちゃやドラゴンのおもちゃを出してきて、イマジナリープレイをしたりしていました。
16時〜16時30分
帰る準備をして、もう一度外遊びの時間です。帰宅間際ということもあり、あまり泥で汚れないように、スプリンクラーは使わず、ウォーターテーブルのみ設置しています。
私は基本的に4時30分までの勤務ですが、ちょうどこの時間帯に迎えにくる親御さんも多いので、子どもの数に対して先生の数が多くなったら、早上がりをさせてもらえることが多いです。
帰るときに子どもたちが「ちひろ、バイバ〜イ!」「明日、またお昼寝のとき背中なでてくれる?」と寄ってきてくれたり、ハグしてくれたりと、とっても可愛いんです……。
カナダの保育園で働いてみて
1日の流れは園によってさまざまだと思いますが、私が働く園は夏の間はこのようなスケジュールで動いています。どの園もサークルタイムがあると思うのですが、この園は夏休みの期間は外遊びをメインにおこなうため、9月以降に再開するとのことでした。
この前、2回目のお給料をもらったのですが(カナダのお給料は2週間ごとに支払われます)、外国で、第二言語で、自分が学校で培ったスキルで、お金を稼ぐことは、「日本以外でも通用するスキルが自分にはあるんだ」という自信につながると思いました。
そして結論、日本の子どもたちもカナダの子どもたちも、自分が携わった子どもたちは国籍関係なく、どの子も可愛くて愛おしい……!
これは園の子どもから初めてもらった絵(パープル)です。
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