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病院で働くということ。

昨年の異動からストレスを感じて徐々に身体に影響していたのではないかと思います。

一番は人との会話が減り、ストレスの発散の機会がめっきり減ってしまったこと。

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病院で働くことは、そこ以外で働く方からすると『すごいねぇ。』と言われることが多いです。

そんなことはないと謙遜していた時期もありました。

まだ新人で、仕事終わりか休みの日かで飲み歩いていた時、そこでたまたまある有名な商業施設の経営の方と同席することがありました。

横はその業界では有名なデザイナーの方もいて・・・

話の序盤であったため、自己紹介も兼ねて自分は病院で働いていることを伝えたところ、

始めは『資格があるんでしょ?そのために勉強したの?すごいね。』と、いつも通りの挨拶みたいな会話から始ました。

話していくうちに病院勤務であることに対し今まで言われたことがない表現をされ、私は驚き、目から鱗の状態でした。

しかしそれが今後気分障害と付き合っていく私の中でとても影響していくこととなります。

一人の方が『病院は負のオーラがたくさん集まるところ。ないといけない仕事だけど、その負のオーラが充満しているところへわざわざ働いていることをとても尊敬している。』と。。。

商業施設やアミューズメントパークなどは楽しみでいく場所であり、いわゆる『正のオーラ』が集まる場所。

それに対し病院は、怪我したり、体調を壊していく場所だから『負の・・・』と表現したのだと思います。

『正』に対して、病院を『負』と表現したことに驚きましたが、この仕事について10年以上たった今、『負のオーラ』と言われたことが年々自覚できるようになってきたと思います。

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どんな仕事でもストレスがなくできるものなど少ないと思います。

そして病院は、健康であればなかなか行く機会もないでしょうし、今後もできればお世話にならなくていいところ。

当たり前かもですが、病院とは不調や不慮の事故などで入院してる方が多く、回復できる方は用が済んだら早く去りたい場所であり、また、生と死が隣り合わせの場合もある場所。

その中で働くということはその負のオーラや感情に負けないくらいのものを自分が持っておかなくてはならない。

すなわち、自分がより健康で元気でいなきゃやっていけない場所。

働いている時は、『負のオーラ』に負けないよう、趣味や飲み会などで発散できていました。

しかし世の中がコロナ禍となり、病院内は必要最低限の会話以外は禁止され、もちろんですが飲み会も不要不急以外の外出も禁止となり、気づけば自宅と病院の行き来のみ。

オンライン飲み会も始めはしていましたが、次第に忙しさに負けてしまい、ヨガも遠のき、

いつの間にか孤立していったように感じます。

しかも異動先ではパワハラありの、業務がぐちゃぐちゃの問題だらけの部署。

私は『負のオーラ』に徐々に飲み込まれていったのだと思います。



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