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自分の中に毒を持て

最初の15ページ

最初の15ページだけでも読んでほしい。少なからず今後の人生に影響を与えると思います。

“積み上げてきた安定は今すぐにでも捨てろ”

“瞬間瞬間の選択、不安や危険な道へ行け”

的な冒頭。人生観全て否定されます。ぜひ読んでほしい。

高校時代

僕は高校に上がるタイミングで、東京の実家を離れ長野県の高校に進学した。目的は走る為だ。長野に強豪校があり、全国の猛者が集まる高校でどこまで勝負ができるか、挑戦できるかを試したかったからである。東京にいれば安定に入り長野で経験した事は味わえなかっただろう。高校では怪我が多く競技人生としては成長が少なかったが、人間としての成長は大きかった。

専門学校

高校時代の経験から、理学療法の道へ。理学療法と言えばリハビリのイメージがあるが、僕は違った。高校時代から靴を作りたいという夢があった。靴が与える影響に魅了され、靴作りの為には身体の仕組みを知らなければならない。という逆説から理学療法を学ぶ事にしたのだ。しかし学校ではそんな目的で学校に入っている者は少なく話が通じない事も多々あった。自分の道を信じ、勉強に勉強を重ね、放課後の図書室が唯一の楽しみであった。過去の論文や足の解剖学図をひたすら見ていた。学校の先生からは、「他の勉強をしてくれ」と言われた事もある。そんな時は岡本太郎の言葉を信じた。

靴屋

理学療法士の国家資格を取得し、さあ就職となった時に真っ先に靴屋に就職した。周りからや先生方の反対を押し切っての話だ。理学療法士の免許を取れば病院などに勤めるのが一般的だ。しかし、自分の夢である靴職人に向けてブレない信念を持てたのは岡本太郎の言葉があったからだ。自分の中の毒とはなんだろうか。常に自問自答してきた事が今にもつながっている。

瞬間瞬間を生きる

靴屋に就職し、仕事も慣れてきた頃、職人が癌で無くなってしまった。その時に改めて命の大切さを知った。人生は一度きり、やりたい事をやる、後悔のない選択をし続ける事をよりするようになった。人生の節目節目で、岡本太郎の言葉が付き纏うが、心地よく新たな道を導いてくれる。

今この瞬間瞬間を生きる。


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