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コロナショックによる株価暴落、FIREとの出会い

■コロナショックによる株式相場の大幅下落

投資に関しては、不動産投資による不労所得のことばかり考えていたため、株式投資に関しては全く考えていませんでした。そもそもの種銭があまり多くなかったことも検討していなかった要因の1つです。不動産投資であれば、借入をすることでレバレッジをかけた運用をすることができますが、株式投資の場合、お金を借りて運用することはできないため、元手がないと話になりません。不動産投資を始めるまでは投資をすることばかりに気を取られていたため、資産形成の根本である種銭を作ることを意識していない状況でした。

そんな中、ちょうど1年ほど前、コロナウイルスの蔓延により、2月末から世界的に株価が大暴落しました。リーマンショック以来の暴落であり、下げるスピードもかなり早く、1ヶ月程度でS&P500は35%程度と大幅下落。上記に書いたように株式投資に関しては、全く考えていませんでしたが、大幅に下落したタイミングにおいて、これは株式投資を始めるチャンスではないかと思い、80万程、S&P500に連動するインデックス投信を購入しました。購入したのが、2月末から3月頭にかけてでしたので、購入してから1ヶ月程は含み損を抱えている状況でした。当時、あまり軍資金がなかったため、それ以上の買い増しもできず、相場が下がっていくのをただ見ているだけで、何もできなかったため、株式投資においては相場が下がった時の種銭をある程度用意しておきながら、投資しないと機会損失になってしまうと感じました。

■過去の株式相場、大幅下落局面

ただ、株価がずっと下がっていくのをみると、このままどんどん下がっていくのではないか、一生戻らないのではないかと考えてしまいます。そこで過去にS&P500が20%程度以上、大幅下落した代表的局面をまとめました。

ブラックマンデー(1987/8/25〜1989/7/26)
ピークから33.51%下落、ピークから底まで102日、底から回復まで601日、ピークから回復まで703日

ドットコムバブル(2000/3/24〜2007/5/30)
ピークから49.15%下落、ピークから底まで930日、底から回復まで1695日、ピークから回復まで2625日

リーマンショック(2007/10/9〜2013/3/28)
ピークから56.78%下落、ピークから底まで518日、底から回復まで1481日、ピークから回復まで1999日

欧州債務危機(2011/4/29〜2012/2/24)
ピークから19.39%下落、ピークから底まで158日、底から回復まで145日、ピークから回復まで303日

米中経済ショック(2018/9/20〜2019/4/23)
ピークから19.78%下落、ピークから底まで96日、底から回復まで121日、ピークから回復まで217日

期間の長短はあれど、すべての下落局面において、株価は暴落前の水準を回復しています。過去の相場においては、下落はいつか止まり、必ず回復しています。ただ、下落がいつまで続くのかは誰にも分かりませんし、必ず回復しているのも過去の話です。日経平均に関してはバブル崩壊から30年回復していません。ただ、米国株式相場の過去の経験則からいけば、下落局面においては、買い増しをしていくべきと考えます。

コロナショックはどうだったのか
ピークからの期間は2020/2/19〜2020/8/18、ピークから33.92%下落、ピークから底まで33日、底から回復まで148日、ピークから回復まで181日
他の下落局面と比べても、かなり速いスピードで下落し、急速に回復しています。

■コロナショックがきっかけでFIREという考え方と出会う

上記に記載した通り、コロナショック早々に80万程購入し、そこから1ヶ月程度下落を眺めることしかできませんでした。過去の経験則から買い増しをしていかなければならない局面で、資金が尽きてしまったからです。その当時、僕は不動産投資から不労所得を得ることばかりを考えていて、そもそもの種銭を貯めるための動きを全くしていませんでした。ただ、コロナショックに関しては、10年に1度の買い場と考え、株式投資について、色々と調べていく中で、2010年代から米国を中心にムーブメントが起きているFIREという考えと出会いました

はじめFIREときいた時はクビのことだと思っていたため、なぜみんな会社をクビになることを目指しているのかと疑問でした。よくよく調べていくと、Finacial Independence Retire Early(経済的自立および早期リタイア)の略だと知りました。どのようにして、経済的自立をして、早期リタイアするのか。答えは明確で、稼いだお金を投資に回し、投資から得られるキャッシュフロー(配当や利息、売却益等)で自立して生活できるようになることです。

そんな考え方があるのか、衝撃を受けました。なんとなく、会社でこのまま定年まで働いていくのかなと思っていましたが、そこに対し漠然とした不安を感じていた中、自分の不安を一発で取り除く考え方、それがFIREだと感じました。

■FIREに重要なこと

FIREするためには、支出を減らし、収入を増やし、投資に回す資金を増やしていくこと、これがすべてと言っても過言ではないです。具体的な取り組みについては、次回以降で発信したいと思います。

■最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
感想をいただけましたら、次回以降のコンテンツ作成の参考にさせていただきたいです。
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まだまだ未熟者ですが、お付き合いいただけましたら、嬉しく思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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