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【動画予約】勉強する子供の育て方

今回は「勉強と子育て」についての動画要約です。
子供に勉強してほしいって永遠のテーマではないでしょうか。

私自身、全然勉強できないので、子供に「勉強しなさい」と強く言えない立場にいます。笑
なので、勉強の楽しさを子供に伝えることは出来ません。笑

ですが、子供も一人の人間です。大人と同じように感情がある。
やりたいことはやりたくない。好きなことをしたい。大人が考えることを、子供も考えると思うんです。
だからこそ、子供に勉強を強要するのではなく、勉強の楽しさを伝えられる親になれたらいいな、と思って今回こちらの動画を拝見しました。



学校の質より親の質の方が大事

研究実施施設
ノースカロライナ州立大学

研究内容
1万人以上の両親、学校の管理者を対象
「家族との社会的資本」と「学校の社会的資本」を比べ、「学校の成績にどれくらい影響を与えたか」を調べた
※家族との社会的資本⇒家族間の信頼関係、子供の学業に関して良い意味で関心を持っているか
※学校の資本⇒教師の質、生徒の課外活動への参加、教師の能力

上記の研究結果
学校の質がどんなに悪くても、家族の社会的資本が高い方が、子供の成績が良いことが判明した

<ポイント>
・学校の関与よりも、親の関与の方が重要だと思われる
・親との絆が強いと、学校の質が悪くても、親のサポートが得られる
⇒学校が嫌でも、塾に行けたり、本を購入出来たり、選択肢が確保できる
・いい学校に入れることよりも、いい親になることの方が大切(学校の成績に関しては)
⇒周りの友達で、子供の性格が決まりやすいので、住環境と学校の環境どちらも整えてあげることがベスト


親の期待が子供の成績を左右する

研究実施施設
レディング大学

研究内容
3530人の生徒と両親を対象。
「生徒の数学の成績と親の期待が比例するのか」を調べた

上記の研究結果
子供がちょっと頑張ればいけるくらいの期待をしていれば成績は上がった

ポイント
・非現実的に高い期待が学力向上の妨げになる(by研究チーム)
・今、子供が出来る能力を把握して、子供の能力の、ちょい上を目指す
・周りの子供と比べる親が多いが、これは良くない
⇒「普通の子は〇点とってるんだから、平均点はとりなさい」など言わない。なぜならば、子供によっては「平均点」を取ることが難しい子もいるから。
ますは子供の能力を見極めてから、少しずつ少しずつ、難易度を上げていこう
⇒子供をコントロールするのではなく、親の期待をコントロールしよう
・期待されることにより、異常なプレッシャーじゃなければ良い影響を与える


子供には軽いストレスを与え続けよう

研究施設
イエール大学(スティーブンサースウィッグ博士による研究)

研究内容
戦争や自然災害などを経験したトラウマを経験した人々を集めた
「逆境に強い人と、逆境に弱い人の違い」を調べた

上記の研究結果
・困難な課題を避けようとするのではなく、受け入れていた

ポイント
・子供に失敗を避ける方法ではなく、「失敗をどうやって受け入れるのか」を学ばせてあげる
・親が元気なうちに失敗をすることに慣れさせてあげる
・子供たちがギリギリできるハードルを与えて、乗り越えさせてあげる
⇒軽いストレスを与える、達成感を教えてあげる
・「危ないんだ」「怖いんだ」ということを、小さいうちに経験しないと、将来リスクに挑戦しない大人になりやすい
⇒挑戦しないと、何もしない人間になる
⇒子供に「あ、これ危ないんだ」と気付かせてあげる教育は大切


家に本があると、子供の成績が良くなる

研究実施施設
ネバダ大学の研究 

研究内容
日本含む27ヶ国を対象
家庭内にある本と、子供の成績を比べた

上記の研究結果
・国、収入、親の学歴に関係なく、家庭内に本がある環境は、子供の成績を上げた
・500冊ある家と、全く本がない家庭を比べると、約3.2年分の学年に差が出た

ポイント
・家庭に本があることは「父親の教育レベルの2倍の重要度」を持つ
・親の教育レベルは子供に影響するのは仕方ない。だからこそ子供に本を与えてあげよう


読み聞かせは役に立つ

研究実施施設
アトガース大学

研究内容
アメリカ20都市において2165組の親子を対象
「親が子供に読み聞かせしていたか」調べた

上記研究の検査結果
・1歳から、たくさん読み聞かせをされていた子は、3歳になったときに多動性や問題行動が減り、子育てが楽になった
・3歳以降も、頻繁に読み聞かせをしていたら、5歳になった時、さらに、多動性や問題行動が減った

ポイント
・1歳から読み聞かせをしてあげよう
・読み聞かせをしてあげると、聞き分けのいい子になりやすい


幼児語が子供の言語スキルを伸ばす

研究実施施設
ワシントン大学 

研究内容
48の家族を対象。
半分の家庭には「幼児語」の使い方や、子供と「どう話したらいいか」をコーチング。
子供の言語スキルを調べた。
※幼児語とは、「ばぶー」「ぶーぶー」等ではなく「シンプルな文法を使う」ことを意識すること
⇒大人同士の会話でも「子供にも分かるようなシンプルに分かりやすく会話する」ことを意識してもらった

上記の研究結果
・幼児語を使った家庭の方が子供の言語が上がった
・幼児語を使用することで、乳幼児に話し掛ける機会が2倍も増えた

ポイント
・「言葉」は人を動かすもの
・小さい時から言語スキルを上げておくことは重要である


子供の成績を上げるには「褒める」と「𠮟る」どちらがいいのか

研究実施施設
アメリカと中国で実施

研究内容
アメリカ人447人の子供と、中国人449人の子供を対象。
自分が、最高と最低のテスト結果を出したことを想像してもらう。
「最高点数と最低点数、どちらの方が、親の反応が大きいか」を調べた


両国同じ結果
・子供の成功を積極的に褒めた親の方が、子供の幸福度が高かった
・子供の失敗を積極的に正そうとした親の方が、子供の不安なや抑うつが高くなってしまった

アメリカのみの結果
・子供の成功を積極的に褒める親の方が、子供の抑うつやメンタル的な問題を抱えにくかった

中国のみの結果
・子供の失敗を、ある程度直そうとする親の方が「自分のことを見てくれている」と、子供は感じた

ポイント
・中国の親は、子供に努力を促すことにより、子供に「あなたを信頼してる」と伝えている
⇒子供に、「あなたは努力が出来る子だと思ってるよ」と、子供への可能性を伝えている
・親が、子供の失敗を重視することで、子供に無能感を与えてしまう
・学校の成績は叱ることも必要だが、それ以外は褒めまくる、などバランスが大切
・子供は、緑の多い場所で育てよう
⇒自然に触れさせてあげる
⇒子供を叱ったら、子供にストレス対策をする


まとめ

いつも言ってしまいますが、子育ては難しい!
子供のことを思って、〇〇してほしいと思っているのに、言う通りにしてくれないと虚しい気持ちになる。
自分と子供が全く同じ価値観なんてあり得ない。親として、子供がやりたいと思うことを応援してあげる。
親の過度な期待を押し付けず、子供が「好きなこと」「やりたいこと」を見つけられる環境を整えてあげたいなと思いました。



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