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【読書感想】後悔病棟

【あらすじ】

33歳の医師・早坂ルミ子は末期のがん患者を診ているが、「患者の気持ちがわからない女医」というレッテルを貼られ、悩んでいる。ある日、ルミ子は病院の中庭で不思議な聴診器を拾う。その聴診器を胸に当てると、患者の心の”後悔”が聞こえてくるのだ。


【感想】

「あの時こう言っていたら」「今と違う選択をしていたら」なんて、人間は後悔すること多いのではないでしょうか。

周りの人たちに感謝しようと思っていても、「明日も会うし、いっか」と思い感謝の言葉を伝え忘れたりすることもあると思います。

でも、時間は戻ってきません。絶対に。過去は変えられない。だからこそ、友人や家族と過ごす一瞬さえも大切に生きよう。

自分が、死に際になった時、こんなお医者さんに看取られたいなと思った一冊でした。


【心に残った3選】

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全く同じことを感じています。笑

今年で34歳なのですが、10年前と精神的に、あまり変わってない気がするなって、いつも思いますw相変わらず、親には頼ってるし、ワガママだし、調子いい時だけ子供になるし、笑

嫌な事とか、上手くいかないことは全部親のせいにしてばかり。そんな私なのに、受け入れてくれる両親には本当に頭が上がらないです。


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「お母さん」ってすごいですよね、いつも家族のこと考えてくれてる。かという私も一応「お母さん」なのですが。。笑

どうしたら家族がHappyに過ごせるのか、家族が笑ってくれるのかを考えられる―子供に「与える」お母さんになりたいと思いました。


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「あの人の人生は可哀想だよね」「あの人は失敗ばかりしたよね」など、他人の人生を決めつけたり、変に噂するのは、何もメリットがないと思います。そう、他人の人生に口出しする権利はないのです。

他人からは不幸に見える人生であったとしても、本人が幸せなら、それでいいんです。幸せって、自分が決めるものです✨自分の価値観に合った人生なら、それで十分かなって思います。


【終わりに】

・生死を扱っている小説が読みたい

・短編小説が読みたい

という方におススメです✨

医療系のお話って、長編小説のイメージがあって、読了するのが大変なイメージなのですが、こちらは読みやすいと思います。ぜひ読んでみてくださいね(*^^*)

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