ベトナム滞在日記6
さて、きょうの深夜にベトナムを発つ。
ホイアンで5日過ごして、これからダナンをまわって空港へ向かう。
だいぶ歩きなれたホイアン。素敵な街だな、とおもう。
道路はひっきりなしに飛び交うバイクと自転車。中には革布やなんかをのっけているものもある。市場には新鮮そのものの生肉に魚介、野菜や花。別の一角には革製品やテーラーがずらりとならぶ。
バイクの交通量が多くなるのは通勤時間のほかにお昼ご飯の時間。
バイクを飛ばして、露店で食事をテイクアウトして去っていく。
雨季であるこの時期でも、突然雨のあとは街中でひとびとが掃除をするからゴミは道の隅にまとめられていて綺麗だ。去年は川が氾濫して死者がでるほどだったよう。今年は雨季なのに、雨が少ないらしい。
大きく伸びた木々の葉が雨よけになって、お店はどこも扉があいていて風通しが良い。冷房もないけれど涼しい。
市場や屋台で働く人々の真剣な面持ち、挨拶をしてくれるときのにこやかな笑顔。バイクに乗るひとの緊迫感。
住み慣れた日本がいちばん、とおもいながらも、この街には希望があふれている、とかんじる。
この街で5日間すごしてかんじたこと、忘れないように、きちんと整理整頓しようとおもっている。明日かな。
タイトル写真は、ホイアン旧市街からバスで20分足らずのアンバンビーチ。舟がぷくぷくと、高い波にゆられている。