水俣のピエタ
映画「MINAMATA」は観た後も余韻が残る良い映画で、たくさんの人に観て欲しいと思っています。
写真家のユージン・スミスが撮影した写真で世界で「水俣のピエタ」とも呼ばれているものがこちら。
映画ではこの写真を撮影したやり取りの場面があり、圧倒的な母性、“聖母マリア”を感じたのですが、ピエタとはイタリア語で慈悲、磔で死んだキリストを抱くマリアを表し、ミケランジェロの作品が有名だそうです。
「MINAMATA」は不条理な世の中にある人間の優しさや愛、信頼のようなものも感じる映画なので、ぜひ家族で観て欲しいです。
実はこの写真はご家族の意向で封印されていたそうですが、今回はユージンの元妻アイリーンさんの決断で公開されることになったとのこと。
本も読みたいです。
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