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喧嘩をするほど仲がいいとは言うけれど、できれば喧嘩はしたくありません。

保護猫カフェの預かりボランティアをすることになりまして。

預かり猫さんと私とビビリ兄弟猫の様子を記録していくブログとなっております。
 

2期生ー147日目
『中には入らないでほしいの。』

寒がりシニアの預かり猫さんのために。

普段はケージの上の方は布をかけて、
暖かい空気がケージの中から
出ていかないようにしています。

しかも、
ベッドの上辺りには湯たんぽを置いて、
上からほんのり暖房を施しています。

そのおかげか、
時々ベッドから腕を出していて。

この、ぐでっと感が可愛くて好きです。

で、
この手、触りたくなりますよねー。

一応、確認をしてから。

触られたくないみたいです。

☺ちょん、だけでも…

☺ごめんなさい、すみません、申し訳ありませんでした。

顔はめちゃくちゃ怒ってるけど、
爪なしパンチだったので、
そんなに怒ってないみたい。

お尻にタッチ風

もうすぐうちに来て5か月だというのに、
ずーーーーーっと
ケージの中の警備が厳しくて。

ケージの中にいる時は、
ほぼ触れません。

それどころか、
ご飯とお水のお皿を取る時も、
最小限の侵入で、素早く取るように、
厳しく監視されていて。

時々、
😺遅い!もっとスッと取りなさい!
と、
指導のパンチが飛んできます。

なわばり意識ってやつですかねー。

私もパーソナルスペースに侵入されるの嫌なので。
わかりますけど。

☺ご飯の時の監視は緩めていただけないでしょうか。

😺私がいない時にやっといてくれたらいいのよ。

☺あー確かに。
 

2期生ー148日目
『たまには言うこと聞くのね。』

ケージから出る時は、
爪をとぐ預かり猫さん。

近くにビビリ兄弟がいると。
睨んで、
今から出掛けますアピールをします。

それから、
小さくうーーーとサイレンを鳴らして、
離れるように警告します。

ビビリ兄は、聞こえていないかのように
無視していることが多くて。

シャーッと大きなサイレンを鳴らして
脅しをかけると、
ビビって離れていくこともありますが。

それでも動かないと。
しかたなーく、
最大限の注意を払って出掛けていきます。

ですが、

最初の警告に従う時もあります。

預かり猫さん、
ラッキーって感じで。
ちょっと軽やかな足取りです。

預かり猫さんが、
目的地のブラックホールで落ち着くと。

ビビリ兄が、
ドヤ顔で私の周りをスリスリしながら回るので。

☺えらい、えらい。どいてあげたのー優しいねー。ジェントルマンですねー。預かり猫さんも嬉しそうでしたよ。ありがとねー。ビビリ兄カッコイイねー。ありがとありがと。いつもそうしてください。
 

2期生ー149日目
『腕枕っていいわねー。』

久しぶりに1日お休みの日で。
今日は何をしようかなー。
なんて1日の予定を立てるふりをしながら
ゴロゴロしていたら。

預かり猫さんが
😺日なたでゴロゴロしていいわねー。
と、
隣に来てくれました。

ツンデレ女王の三毛猫さんなので、
べったりくっついて来ることはありません。

腕を伸ばすとちょうどの位置に
寝っ転がったので。

首の周りをなでなで。

😺もう少し下の方も。

☺ここまでしか手が届かないんですけど。

太陽のおかげで体はポカポカ。
預かり猫さんの体温とフワフワの毛で
心もポカポカ。

初めて私の腕枕?手枕?で寝てくれました。

気持ち良さそうな寝顔、大好き。

起こさなようにそーーーっと
スマホを操作してカメラにおさめたけど。

私の目線で撮ってもなんか違う感じになっちゃうの、どうしてだろう。

私の目で見た預かり猫さんが1番可愛い。
私の記憶に残しておくしかない。

この寝顔を見てたら、
幸せホルモンがドバドバ出るのを感じるくらい
めちゃくちゃ幸せでした。
 

預かり猫さんなので、
いつか里親さんが決まったら居なくなってしまう存在。

この前日に保護猫カフェの猫さんが突然亡くなったこともあって。

限りある命。
お別れは突然やってくることもある。

一緒にいられる今を大切にしよう。

猫さんだけじゃなくて。
家族や周りにいる人達も。

そう改めて、強く、思いました。
 

2期生ー150日目
『今日のは凄かったわねー。』

夜中にギャーッという叫び声で目が覚めると、
ビビリ兄弟が激しいケンカをしていました。

たまにある事なのでビックリはしませんが、
とりあえず電気をつけて状況確認。

預かり猫さん、
ケージの2階で興味津々な様子。

どっちも尻尾がブワッと太くなっています。

なにやら猫語で言い合っています。

そういえば電気をつける前、
ケージの目の前でバタンバタン格闘してるのを
2階から観覧していた、預かり猫さん。

黒い毛があるので、ビビリ兄の毛ですね。

やっぱり、今日はビビリ弟の方が強気です。

平和を愛するビビリ弟が、
睨み合いをやめて、私に報告にきました。

ビビリ弟はおしゃべりな猫さんなので、
いーっぱいケンカの説明をしてくれました。

私、猫語わからないので。
勝手に妄想翻訳してみました。

はいはい、ビビリ兄の言い分も聞きましょう。

ビビリ弟、うるさい…落ち着いて。

自分の抜け毛を発見した、ビビリ兄。

いつもの様子だと、
先に仕掛けたのはたぶんビビリ兄。

兄弟喧嘩を見届けた預かり猫さんは、
ベッドへ帰っていきました。

やっぱり、
喧嘩を見るのを楽しんでいる気がします。

ビビリ弟は、鼻に小さな傷ができていました。

毛が抜けたり怪我をするほどの
兄弟喧嘩は珍しいけど、
いったい何が原因だったんでしょう。

とりあえず、
ビビリ弟が怪我しないように、
ビビリ兄の爪切りをしないといけないけど。

ビビリ兄の爪切り…
…大乱闘になりそうです。
 

あとがき?

私、喧嘩は大の苦手です。
殴り合いの喧嘩なんてしたことないけど。

口喧嘩は、
もともと喋るのが苦手なので
一方的にやられて、
後からあー言えばよかったとイライラして。
言いたいことを文章にしながらイライラを落ち着かせます。

ちなみにその文章は、
相手に渡すこともあれば、
そのまま私の経験としておくこともあります。

というか、
そもそも争いごとにならないように
生きているので。

口喧嘩になることもほとんどないんですが。

たいていは、
相手の人のねたみ、そねみ、ひがみだったり、
誤解、すれ違い、説明不足だったりします。
 

なので、
喧嘩にならないようにするために。

相手のことをきちんと知ること。
自分のことを知ってもらうこと。

自分と違うものも受け入れること。

お互いさまの気持ち。

今生きていることを大切に。

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