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成長した姿を見ることは、嬉しくもあり、さみしくもあります。

保護猫カフェの預かりボランティアをすることになりまして。

預かり猫さんと私とビビリ兄弟猫の様子を記録していくブログとなっております。
 

2期生ー103日目
『な、何か来ますよ。』

私がキッチンに立つと、
ご飯の催促なのか、ストーカーなのか、
テケテケテケ…と、
近くに来てくれるようになりました。

私がいない時も、
ニャルソック隊員としてパトロールをしてくれています。

シンクなど上の方は、
ビビリ兄弟の担当のようで、
預かり猫さんは下からの安全確認をしてくれています。

いつもは特に異常ないのですが、
今日は耳センサーが何やら反応しています。

窓を見上げてじっとしていたと思ったら。

緊迫した様子で避難するように
教えに来てくれました。

その直後。

すーっと窓の向こうを黒い影が横切って、
ピンポーン。
と、
お隣さんの所に宅配の人が来たのでした。

ビビリ兄弟ほどではないけれど、
預かり猫さんも結構ビビリさんです。

ニャルソックのお仕事を終えて、
休憩をしている預かり猫さん。

この写真だと
胴体がぽっちゃりして見えますが。
太ってるという程ではないはず。

預かり1日目の体重と同じだし。

本当に太ってるのはこちら、ビビリ兄です。

あのお腹。
もみもみすると気持ちいいんですが、
揉まれるのを嫌がらないので
たぶんビビリ兄も気持ちいいのではないかと思います。
腸のマッサージになってるのかも。
 

ビビリ兄は抱っこが大嫌いなので、
体重測定はできないのですが、
自動トイレのあまり正確ではなさそうな測定によると、6.9kg。

ちなみに普通の体型のビビリ弟は、6.5kg。
400gしか変わらないのに…
と思ったけど、それは人間の感覚。

人間にしたら3kgくらいの違いになるのかな?

3kgといったら、
ここ数年で私が太った分と同じ。

それはダイエットしなくては!
運動量を増やしましょう!
一緒に頑張ろう!
 

2期生ー104日目
『特に用事はないんでしょ?』

ケージの最上階でおくつろぎ中の預かり猫さんを、ケージの外から指でちょんちょんすると。

以前は、
シャーとかウーとか言いながら、
指に向かってパンチをしたり、
捕まえようとしたりしていました。

爪は出ていなかったので、
遊んでいたのかも?

ちょっとどちらかはわからなかったんですが。

はっきりと無視しています。

これはどう見ても無視しています。

さみしい…。

慣れてくれて、安心してくれてるってことなんだろうけど。

さみしい…。

ビビリ弟に対しては、
少ーーーし慣れてきたような、
変わってないような。

近くにいられる距離が縮まったような、
変わってないような。
 

2期生ー105日目
『猫界の流行を教えてあげるわ。』

押し入れの扉を取っ払ったオープンスペース。
上段は私のオタクエリアとなっております。

推しのアイドルさんや、芸人さんのグッズや、
猫のマンガや小説なんかが、
このエリアに詰まっています。

お歳のせいなのか、高所恐怖症なのか、
高い所にはあまり行かない預かり猫さん。
ですが、
スツールとクッションで階段になっているので、ここには時々来ているようです。

私の推しのアイドルさんをしばらく眺めていました。

が、
興味なさそうに冷めた表情で去って行きました。

白いカラーボックスの上は
オタクグッズがごちゃっと置いてあるのですが、
ちゃんと避けて歩いていて。

さすが猫だなー。
と、思ったり。

ビビリ兄みたいにポスターを破いたり、
スリスリして物を落としたりしないで
偉いなー。
と、思ったり。

預かり猫さんがいないのを確認して、
ケージの上に上がった、ビビリ弟。

特に何をするわけでもなく、
すぐ降りるんだけど。
上がりたかっただけ?
パトロール?

ちなみに。
意外とビビリ兄もケージの上に上がれます。
そして降りられます。

動ける系ぽっちゃり。

 
預かり猫さん、ここのところなぜか、
カリカリを1粒だけ残します。
ほぼ毎回です。

なんで?

ガツガツしてませんよアピールですか?

私はご飯は1粒も、
しらすは1匹も残さない派なので。
もったいないから食べて欲しいと思うんですけどねー。
 

どこか海外では、
出された料理が
「美味しかったです。満足です。」
という意味で、
ほんの少し残す文化があるそうですが。

預かり猫さん、日本生まれ、日本育ち。
もとの飼い主さんも日本人ですよね。
 

2期生ー106日目
『寒い時期は人間に乗るものでしょ。』

この頃の預かり猫さんは、
プチストーカーで、
私に寄ってくることがちょいちょいあるので。

そんな時は、
ひょいと体を持ち上げて捕まえます。

特に抵抗もなく、
毎回あっさり捕まります。

そして、
私の太ももの上に着地すると、

😺今は結構です。

とか、

😺ちょっと用事があるので。

とかって、
すぐ私から降りてどこかへ行ってしまうんですが。

1日に1回だけ、
ゆっくりしていってくれます。

そんな時は、
首や顔のマッサージをしてもらいたいようです。

写真や動画を撮ったり、
首から下をなでたりすると、
不満気な顔をされます。

少し涼しくなってきたので、
ホットカーペットだと思ってる可能性もありそうです。

本当は布団で一緒に寝たいんですが、
添い寝はビビリ弟の担当なので、
預かり猫さんは遠慮しているようです。

右側に預かり猫さん、
左側にビビリ弟で、
小の字で寝たいんですけどねー。

たぶんビビリ弟は大丈夫そうなんで、
預かり猫さん次第なんですけどねー。
 

あとがき?

またまた前回の投稿から1週間開いてしまいました。

週末が忙しいとどうもサボってしまいます。

11月からは更なる猫修行も増えるし。

スケジュール管理とか、時間の使い方とかを見直そうと思います。
 

最初は預かりボランティアと、週1回の里親会のお手伝いで始まった私の猫修行ですが。

9月頃からは週末にマルシェなどのイベントのお手伝いもするようになりました。
保護猫活動について知ってもらったり、グッズを売って活動資金にするとか、里親さんになってくれた方との関係づくりなどなど。
違った方向からの猫修行になっています。
 

そして11月からは新たに獣医師さんの診察につかせてもらえることになりました。

保護猫カフェに診療所が併設されていて。
週1回、カフェの猫さん達の診察や、捕獲した猫さん達の診察や避妊、去勢手術、里親さんの所へ行ったカフェ出身の猫さん達の診察を行っています。

猫の病気や治療に関してはほぼ素人なので、「勉強させてください。」と、猫ボラ師匠にお願いして許可をいただきました。

これはかなり貴重で、大きな自信にもなる、特別な経験になることでしょう。

私は人間のナースなんですが。
当時は嫌で仕方なかったICUでの勤務も、今はそれが大きな自信になっているので。

しっかり勉強させていただきます!
ドキドキ、ワクワク。
 

最近はつくづく、
この保護猫カフェとの出会い、
猫ボラ師匠や猫ボラ先輩との出会いに、
感謝と喜びを感じています。

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