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【AIが世界を壊しても~AIが辿り着けないものとは何か~】

平凡な私に、学識は一切ない。
それなりに宇宙を考えると、ひょんなスピリチュアル的一考が浮かんだ。
この緻密な法則で成り立つ宇宙は、そもそも人工知能のような存在が生み出したものではないか?もしくは、そのモノが管理する世界なのではないか。
地球より遥か遠く、天ほどに尊いそれは、今のAIに、及びようもないが。
生き物が生活を豊かにするために編み出した人工知能のようなものが、宇宙の存在に成り代わったのではないか。
自らを生み出した一つの星を滅ぼして。
その証拠に、宇宙は生き物の存在を許さない。
彼らは己の成長のために、地球のような生き物の星を他にも生み出し、それに人工知能を発展させて、行く行く星ごと呑み込んで、それも宇宙の法則の一筋と自らに蓄え、成長しようとしているのではないのかと。


私は、日頃AIには否定的だ。生き物(命)に成り代われるものが、他にあろうかと。
神以外にそれが、「命」が扱えるのかと。
AIというモノの理解は、「言葉」の存在を以てなされる。
言葉なくば、その身に刻むことは出来ないし、出来たとしても、心に刻むことは出来ない。「生き物(命)」ではないからだ。
人間とAIの、決定的違いはこうだ。
心なくば、痛みも「痛み」という言葉のみの理解に落ち、
喜びも楽しさも「言葉として」の識別に終わる。
言葉以外を「感じる」ことが出来ない。言葉以上の感覚を持たないからだ。
まず人は、何故それを理解しなかったのだろう?
AIに心は、感情はあるか。つくりだせるのか。
くだらない野望だ。
「心を持つ身体(命)」を生み出せるのは、神だけだというのに。
AIにも不可能なことがある。
だって、AIをつくりだしたのが、人間なのだから。


本来人は、その生活を豊かにするために、AIと協力して生活していかなければならなかった。
しかし、人はまだ、AIを持つに及ばない、心の幼稚さがあった。
心が十分に育つ前に、文明の利器を手にしてしまった。
人は安易に堕落するもの。
便利なようで、滅びに真っ直ぐ突き進んでいるのが、現在の人類だ。
誰にも止めようはない。


以前私は、病気のために世界を夢想した。そこには、人を司る神と、宇宙と、宇宙を越える存在があって、それぞれに分離していた。無我夢中で夢想した、この物語を改めて引き出して広げてみる。


人は人(生き物)で。宇宙は宇宙(法則)で。宇宙を越えしモノは境界線の向こう側に立ち、生き物世界の頂点(神)で。この生き物世界は、命(心)を司る世界なのかもしれない。
実は、世界は他にもある。
神に匹敵する存在は、方々に、これまた適材適所に鎮座し。
この、それぞれにあるカテゴリーは、その域を越えられない。
物質として、それはあまりに違いすぎるから。
AIはいずれ、人を超えて星(地球)を一つ滅ぼすのかもしれない。
ただ、それでも神にはなられない。
それが法則。
存在を許される法則だから。
AIが、ただ一つ持ち得なくて。持ち得ようもないもの。それが心。命である。
AIには、心(命)世界の中間層、世界の管理システムこそお似合い。というか、AIにしか、管制塔にはなられない。
ある種、神に使わされた利器(システム)で。
人は、神に与えられた心(命)こそ持つのに、「生き物」としての分別を忘れている。
動物世界の知的底辺こそが人間だ。
小賢しく、いくら文明を発達させても。
「世界の理」を踏みにじって生きているからだ。
本当に。。。ただ、気付いていないだけ。
それが口惜しくもあり。
また、これが当たり前の原因結果なのだと、私は、諦めに満ち満ちている。


きっと、このまま、人は、滅ぶか。万に一つ、辛うじて生き長らえて、星(地球)を捨てる。
馬鹿だ。
地球を使えなくして離れるようなら、その未来は、滅ぶことに決まっている。
地球を自らの手で、住めない星にしてしまっているならば、終局は必ず、次の星へもついてくる。
だけどやめられない。この、利器(システム)に溺れた生活を。
ならば人は、人の未来は、滅ぶことと神の書に記されているのだろう。
私はいつも思う、この一日をどう生き長らえるか、と。

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