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生産性の希求は、有事における社会の回復力を低下させるのか

今日のBSスペシャルでなるほどと思いました。生産性を希求して、選択と集中で強みに特化した社会は、いざ有事に隔離され交易ができなくなると、社会として対応できない分野が大きく回復の妨げとなる

社会に限らず、あらゆる単位で同じことが言えるんだろうな

病床稼働率の高い病院は資本主義的には高い評価だが、いざとなると受け入れの余裕がない。安価な取引先に原材料調達を集中させれば、いざという時に供給がストップする

日本のガラパゴス化はこれまでネガティブな意味で用いられてきたけれど、ガラパゴス島だけで豊かな生態系が成り立っているというポジティブな面もあるということ

持続可能な社会を目指すなら、選択と集中を一度立ち止まって、生産性と複雑性のベストバランスを探る、その仕組みを見出す必要があるのかもしれない

私たちだって、いくつかの無駄があり、余裕があって、自分のなかに多様性を抱えている人の方が魅力的だしね

こんな本もありました。自分のなかの自分を1人に限定しようとせず、好きな自分、嫌いな自分、自分のなかに抱えるたくさんの自分を肯定しようというお話(少し話が脱線した…)


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