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好きになってもいいのかな
好きってなんだろう。好きは量や誰かと比べるものではなくて、心の中の小箱の中に、傷つかないように、大事にしまっておいた方が良いのだろうか(パンドラの箱に残ったという希望のように)。
わたしは会社の女の子を好きになった事がある。その人はわたしと誕生日が偶然同じだった。さらに乗ってる車の車種と色が全く同じだった。自動車通勤の弊社は暗黙の了解で、誰かと車種や色が被らないようにするのが通例だが、その人は入
エフェメラル/一瞬しかないの振り付け
一瞬しかないというアイドルグループが好きなのですが、今年の頭に2年ぶりくらいの新曲が発表された。現在のメンバーでは初の楽曲。
タイトルからしてEphemeral=刹那の、儚いという意味で、まさに一瞬しかないというグループ名タイトル曲。
エフェメラルは音源リリースがまだな事もあり、聴くためには現場か配信でライブで観るか、ファンの方がアップする動画しかないのですが、わたしはライブでその振り付けの独特
ロストイントランスレーションを20年ぶりに見た件
ロストイントランスレーション、俳優のおじさんボブと若い人妻シャーロットの心の交流のお話なのですが(言い方)、2人の境遇に共通点があるとはいえやっぱり年齢、性別、立場が異なるが故のこれ以上近づききれない切なさがある。
夜の東京に繰り出したあと、酔っ払って寝てしまったシャーロットをベッドに寝かせて立ち去るボブ、ジェントルメン過ぎるし、まあそうだよな…というところもありグッときた。
シャーロットは時間
ZAZEN BOYS/永遠少女
ZAZEN BOYSの永遠少女を初めて聞いたのは22年の新宿文化ホールでのSHIN-ONSAIで、衝撃的過ぎて気が付いたら涙がこぼれていた。2回目は23年の日比谷の野音で、やっぱり泣いた。リフの時点で、ああこれダメだ、ってなった。なぜか。
なんというか、これまで向井の作ってきた世界感が全てぶち込まれている。向井はこれまで現代の殺伐を数多く歌ってきたけれど、例えでも比喩でもない、事実としての殺伐。