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指導者のよくある言動シリーズ① 〜選手に「はい!」しか言わせていない?〜

「指導者のよくある言動シリーズ」と題して、FacebookやTwitterに投稿したところ、コメントやDMを多数いただき、予想を超える反響がありましたので、お礼の気持ちと共に、少し深掘りした内容を付け加えてお伝えしていきたいと思います。みなさまにとって、何らかの気づき、きっかけになれば幸いと思います。

さて、今回は日本の指導現場でよく見受けられる「指導者と選手との関係性」で代表的なシーンをピックアップしてみました。

長い、長い、長い、そして、難しい、難しい、難しい、そして、言葉だけの説明の後の指導者と選手とのやりとり。

指導者「わかったか?」 
選手「はい!」

どうですか?
このくだり、必ずと言っていいほどありませんか?笑


指導者は、説明の後、選手が理解しているかを確認するための問いかけなのでしょうが、この問いかけに何か問題点や違和感を感じるのは私だけでないと思います。

そして、
更に問題なのは指導者の問いかけの後の選手達の「はい!」という優等生的な返事です!笑

なんと確実性、信憑性が低い受け答えなのか!?

更に、指導者はその「はい!」を信用したのか、納得した顔をして、次の話や行動(練習)に移っていきます。

さあ、少し振り返っていきましょう。

まず、このシーンにおいて、指導者に何か改善点はありますか?
ちょっとみなさん、考えてみましょう!!

まず、話が長い指導者、多いですよね。
指導者のみなさん、自分が何分話しているかリサーチしたことありますか?
質問すると、「だいたい1〜2分かな?」と思っていらっしゃる方は、実は倍以上の5分も6分も中には10分も話されている方が実際にいます。

指導対象が若年層になればなるほど、説明時間は短くしてあげたほうがいいと思います。

指導者は持ち合わせている知識や経験を惜しみなく親切心のもと、愛する可愛い選手に話してあげたいのです。
ただ、長すぎて、指導者側の単なる自己満足に陥っていませんか?ということです。

次に、時と場合により、難しい話をしないといけない場合もあると思います。
難しい話になればなるほど、聴覚だけの伝達法で、選手(聞き手)を理解させる話術、コミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキルをお持ちですか?ということです。

仮にそれらのスキルを持ち合わせておられても、聴覚だけではなく、視覚からも訴えてあげれば、伝わる力は格段と上がると思います。

ラジオとテレビの差と同じですよね。

私は日常から、選手にミーティングや話をする場合、必ずと言っていいほど、聴覚、視覚の両方からアプローチしています。
全てをお伝えするのは、ここでは控えますが、ちょっと工夫すれば、簡単にできます。

みなさん、少しご自身のミーティングなど、
振り返るのも良いのではないでしょうか?

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さて、次に説明後の選手とのやりとりについて、考えていきたいのですが、
上述のように、説明を終えた指導者は、決まってこのフレーズを口にしますよね?

「わかったな?!」
「わかったか??」

この問いかけになんの意味があるのでしょうか??

ここが重要なのですが、私はこの問いかけ自体を否定してるのではありません。

指導者は何を期待して、この問いかけをしているのか?これが重要であり、問題なのです。

たいていの指導者は、選手がきちんと理解したかを確認するために、この問いかけをしているのでしょうが、では、指導者の説明が下手くそで、難しくて、理解できない場合、選手から、

「先生、もう一度、説明してもらえますか?」
「先生、つまり、こんな理解でいいですか?」
「説明難しいので、理解できませんでした。」


このような回答が返ってくる関係性や環境が構築されていますか?ということです。

関係性や環境が構築されているなら、
「わかった?」
「理解した?」

のようなシンプルな確認法でもいいと思います。

しかし、しかし、この様な関係性や環境を作れていない現場の方が多いように思います。
(もちろん、意識されている指導者も多数いらっしゃると思います。)

すみません、少し偏見的な表現になること事前にお許しいただきたいのですが、日本の若年層からゴールデンエイジの指導現場を見ると、指導者が必要以上に怖くて、トップダウンの関係性、つまり上位下達の構図が大半のように感じます。

このような環境下では、上述したような回答が選手から出てくることがないんです。
だって、怖いですからね。笑

では、どんな回答が予測されるかというと、
皆さまお分かりの様に、
「はい!」
「わかりました!」

という、優等生的な回答しかでてきません。

この回答に納得したのか、次の行動に移っていきますが、「え?大丈夫?理解している?いや、理解しているわけがない!」
と思うシーンがよくあります。

案の定、説明した内容が理解できなく、ミスが発生すると、指導者は怒りますね。
おい!さっき説明したぞ!何回同じこと言わすの?!君達、さっきわかったと言ったよね?」
の繰り返し。

指導者さんにいつも言います。
「先生もあの「はい!」を信用されたのではないですか?」
「先生のプレゼンは生徒が一回で理解できるようなクオリティでしたか?」

選手は解っているフリをしてくれている、もしくは、解っているフリをせざるを得ないのかもしれませんね。

私が言いたいのは、選手から「はい!」以外の回答が出てくる関係性や現場環境を作れていますか?ということです。(日常から構築しないと簡単にできることではありません)

そして、選手が本当に理解しているか、または理解するためにどのような工夫や仕掛け作りや取り組みをするかなども考えて、指導現場に落とし込まないといけませんね。
私はプロコーチ(スポーツとビジネスの両現場で)としてそこを追求し、サポートさせていただいてます。

つまり、
指導者」と「選手」=スポーツ現場
「保護者」と「子供」=家庭
「管理職」と「部下」=ビジネス現場

においても、同様のことが言えると思います。
同様の問題が起きているのです。

我々指導者も、説明スキルのレベルを上げ、きちんと「伝わる」ための工夫を追求しなければいけませんね。

より良い指導現場を作るために!!
最後までありがとうございました。

#他競技から学ぼう
#学び続ける指導者と保護者は最高
#自考動型人材


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Work Life Brand 代表 ★人材育成プロデューサー (自考動型人材をテーマに企業講演•研修を実施) ★プロラグビーコーチ (10チーム(カーリング含む)と契約中) ★コーチエデュケーター(コーチのコーチ) (指導者セミナーを実施) ★「#他競技から学ぼう」代表