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心のなかにある、ハードル。

 【ヨガってどうせ…】

 
 
今日は、ヨガ講師人生の中で私が一番、
緊張したレッスンのことを書きたいと思います。
 
 
 
 
なんで緊張したかというと…
【良く、思って欲しかったから。】
 
 
 
 
それは、どんなレッスンかというと
オンラインで祖母と曽祖母と
チェアヨガをしたレッスンなのです。
 
 
 
 
 
私のおばあちゃんたちは、
地元北海道の港町で
2人暮らしをしています。
 



 
なんと先日、曽祖母は104歳になりました。
髪を整えてもらって可愛らしく笑う姿は、


20歳は若く見える!
と、玄孫の私は思うのです。


写真で幸せを分けてもらいました。
 
 
 
 

 
 
 
 
そんな曽祖母と暮らす祖母はパワフルウーマン。
毎日体操を欠かさないし、
多趣味でおしゃれな80代です。
(いつしか、吹き矢講座の写真が送られてきて、いつ使うの!という家族のコメントに爆笑しました。)
 
 
 
 
そんな愛おしいおばあちゃんたちとのレッスンが
なぜ一番緊張したかというと…




 
私が【良いな】と思って周りに伝えているヨガを
ふたりにも【良いな】と思って欲しかったから。
 
 
 
 
ヨガってちょっと怪しいものでしょ?とか
体が柔らかい人のためのものでしょ?とか
年とっていると、できないでしょ?とか…
 
 
 
 
そんなハードル高いレッテルを
ヨガに感じている方はまだまだきっといる。
 
 
 
 
二人がもし、そんな思いを少しでも感じていたら…
レッスンを、ヨガをどう思うかな?
どう感じるかな。どう伝えようかな?
 
 
 
 
私が心を込めて伝えて、仕事にしている【ヨガ】を
ふたりも楽しんでくれたらいいな。
 
 
 
そんな二人の気持ちを想う不安と。
ヨガの魅力を届ける引き出しはいっぱいある。
私なら大丈夫だ!
と、自分で自分にかけるプレッシャーと。



まるで、昔から好きだった人に
告白する時のようなドキドキ感。
 
 

チェアヨガイベントのときの写真です〜



祖母はチェアヨガ。
曽祖母は歩行器に捕まりながら、
チャレンジしてくれました。
 
 
 
レッスンが終わったあと。
「レッスンはどうでした?」と、内心、
ヒヤヒヤドキドキしながら聞くと…
 
 
 
 
「ヨガって楽で簡単ね!私にもできたもの!」
と、祖母から一言。
思わず心の中、ガッツポーズを突き上げた私でした。
 
 
 
 
祖母が言ってくれた通り。
ヨガは楽なんです。簡単なんです。




むしろ、本質的には自分の中の
「楽」を「快適」な状態を
探していくものだったりします。
 
 
 
 
誰でもできるし、
誰でもやってもらったら
できるものなんです。
その人に合ったやり方があります。
 
 
 

マットがなければ椅子でもOKだし、
座るのも辛ければ寝ながらもできる。
 
 
 
動くことが嫌だったら、
動かずのんびりするポーズもあるし、
ただ目を瞑ることがヨガだったりします。
 
 
 
ハードルなんて、どこにもありません。
 


試験風景です〜 
 
 
私が良いなと思う【ヨガ】を、
心を込めて届けたい。
 
 

 
人それぞれ、良いなという感覚はもちろん違う。
心も体も、人生やその日によっても
くるくる変化するから、
この前はしっくり来なかったけれど
今日は良いな。ということもある。



そして、ヨガが絶対的におすすめ!
という訳ではないけれど。
 
 

 
少しでも興味があるなら
ヨガは私には無理!
きっとできない!と、
チャレンジする前から
決めないでいてほしい。



ヨガハードルは、そんなふうに
無理!と思った自分の心の中にしかない。
つまり、どこにもない。



もっとひとりでも多くの方に
ヨガに触れてほしいな。
 
 
 
そんな風にレッスンの良い緊張を
思い出しながら、
曽祖母の誕生日をお祝いした
先日の出来事でした。

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