下位評価に沈んだ作品にも 書くヒントが落ちている
noteを始めて、1月半が経ちました(中途半端ですが)。ようやくの2000レビュー突破、未だ30作品投稿に届かずというスローペースですが、これまでに投稿した作品回顧をしながら、これからのnoteテーマ作りや記事内容について考えてみます。
下位に沈んでいるnote作品の自己分析
アクセス数を調べることができるツールはネットに数多く存在します。noteでもプレミアムを使うと、もう少し詳しく分析できますが、今回は純粋にダッシュボードからの解析というオーソドックスなやり方で、記事の方向性を定めていくというお話です。
ちなみにフォロワー数が多いと、レビュー数は確かに増えやすい傾向ですが、軌道に乗せるまではやはり大変です。特にnoteを始めたばかりの頃は、レビュー数が少ないのは当然のこと。やはり鍵は記事への共感度の高さ(低さ)にあると思います。
ということで、敢えてダッシュボードで共感度が低かった自分の投稿作品、下位5作品を並べてみました。
まあ、悲しくなるような数字がずらりと並んでいます。 笑
ちなみにこの5つ作品のうち、3作品が毎日投稿していた時に書いたという、凄く残念な事実が横たわっています。自分は毎日投稿すると、記事の質が著しく低下する模様で、失敗したからこそ初めて理解できた教訓です。
この流れの後に、いつもお世話になっているライター講師の方に改善策をお願いしてみました。するとテーマの方向性を絞った方が良いというアドバイスを頂き、実践してみたところ、レビュー数がある程度、増加していく結果に至りました。
他者のnote分析で、テーマ作りへの大まかな傾向は掴むことはできます。しかし最終的に自分の中にある、何のテーマが最も評価されやすいのかは、実際に試してみないと全く分からないのです。
とりあえず自分は、数打てばどれかは当たるだろう作戦を取っています。色々なジャンルの記事を書いて、身を持って読者反応を確認できるので、意外と勉強になるのです。
下位に沈んでいる作品の主な特徴
①ペルソナ(読者対象)の設定ミス
②記事内容の独自性が薄い
③取っ付きにくいテーマの選択
④話題性に乏しい内容(旬では無い)などです。
過去の作品を今になって読み返してみると、低評価に沈んだ理由として、おぼろげに理解できる部分は確かにあります。
逆をいえば、自分の上位人気に位置している作品は、ほぼ、この4つの特徴の反対属性を持ちあわせています。(話題性があったり、独自性が高い記事)
①ペルソナ(読者対象)の設定ミス
「noteの世界観に触れてみて」という記事は、特にタイトルからして読者対象が曖昧、記事内容もさらにぼんやりでした。
とある映画を紹介する際に「既に見た人も、まだ見てない人も必見です」と言うフレーズが、実は誰にも伝わっていない理論と近似しています。
Webライター記事の経験上、しっかり読者対象をイメージして、タイトルを付け、記事を書くことは基本だと思います。
②記事内容の独自性が薄い
独自性が薄いパターンは、記事内容がただの感想文になっている場合や、本やネット記事からの引用がそのままだったりしています。
自分の経験や感情がうまく記事に落とし込めていない場合は、再度文章を読み返してみても、上滑りの感じが有りますし、自分自身でもしっくりこないのです。
逆に言えば、経験と感情をうまく文章で表現できれば、他者の共感度数は高めやすいのかなと思います。
③取っ付きにくいテーマの選択
共感度数がイマイチだった「改めて選挙権について考えてみよう」の記事を書いた後の反響が低かったことも有り、政治関連の記事は、日本人には馴染みの薄い、いわゆる想像しにくい問題かなと思いました。
他の人のnoteでも、政治関連記事はあまりレビュー数が伸びていない感があります。
仮に動物の記事を書く場合、オーストラリアで有名な動物、カンガルーやコアラは、日本人でもよく知っているけれど、ワラビー(小さいカンガルータイプ)、ウォンバット(外見はでかいモグラ)は、あまり日本では知られていない。
つまり知名度が低いから、関心も低くなりやすい。政治家などは特に一般社会ではあまり認知されていません。
ある程度の読者がイメージしやすいテーマ作りは、記事を書く上では必要だという事です。
④話題性に乏しい内容
「禁煙のススメ」を書いてから思ったのは、話題性が低いネタ、旬ではないテーマは反響が小さいという事です(絶対では無いけど)。
そもそも世の中で、煙草を吸う人は減少傾向、しかもこの4月から、飲食店が全面禁煙になったことである意味、喫煙問題がある程度解決している部分があります。
これまで、議題に上がりやすかったのは、吸わない人までに影響を及ぼしていた副流煙の問題が大きかったのです。
煙草問題に関しては、明らかに旬が過ぎていました。
世間一般で話題になっていることと、自分の身の回りで話題になっている事の間に、時にはズレが生じているという事も頭の隅に認識しておく必要があります。
まとめ
普段、趣味のスキーやゴルフ、競馬などでプレイ後は、回顧しながら気付いた事をメモに残したりしています。
後日、メモを読み返すことで勉強になる事があるのです。
失敗も次回への糧になる事があるのは、どの世界でも一緒なんですよね。文章の世界でも通用する理論かなと思います。
人生に無駄は無いのです。
ここまでご愛読ありがとうございました。
余談
今回、未完成の状態(7割ぐらい完成)で誤って投稿してしまいました(やっちまった)。いずれやらかす予感はずっと感じてましたが。訪問してくれたユーザーさんに申し訳ないやら、恥ずかしいやらで複雑な気分でした。
削除しようとも考えましたが、既にイイねボタンを押してくれた人もいましたので、続行させました。未完成の投稿は、精神的にも良くないですね。
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