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満開のシベリアの白い桜

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ウランウデの気温は15℃くらいに下がり日差しも柔らかくなり過ごしやすくなった。相変わらず怖いくらいに空が青く、空を見上げてみると新緑の鮮やかな黄緑と青の対比がとてもきれいに見える。

晴れる日には雲一つないということが多いが、この日はほどよく立体的な雲が浮かんでいて日本の空のように見えて落ち着いた。

レーニン広場の桜

先週は全く目に入らなかったが街の中心、劇場の側にあるレーニン通りのレーニン広場のレーニンの頭の像のところが真っ白な桜並木になっていた。

秋も紅葉が美しかった数少ない場所で、通りがかりのカメラマンが写真を撮ってくれたのが懐かしい。もう8か月も経ったとは思えないな。

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桜は-40℃も耐え抜いて花を咲かせることができるんだなとうれしくなる。ここまで季節が大きく目まぐるしく変わる環境は最初は驚いたが、変化を楽しめるとも思えるようになってきている。

先週はまだ咲いてもいなかったのに一気に満開になりもう葉桜になりかけていた。梅が咲いたばかりだが、いきなり26℃まであがった時があったから一気に桜まですっ飛んだのだろう。日本はゆっくりと変化していくがここはエクストリーム気候。

冬は全く存在感がなく、雪をかぶせた針葉樹がシベリアらしさを出していたが今はそれがすっかりと逆転しており、針葉樹の深い緑はもう地味なものになっている。

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この桜はなんという種類なのだろう。詳しい方は教えていただけると幸いです。ドイツには八重桜やビビットな色の桜が多かったから新鮮だ。

レーニンと桜。

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夫婦でマスクで写真を撮るのはいつまでだろう。

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iPhoneの色彩設定をビビットにしてみたら絵葉書のようになった。中々気に入っている写真。

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日本の桜のような枝の垂れ方で見ていて楽しい。ドイツの桜は違う形だった。

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iPhoneXはポートレート写真が撮れるから花を撮るのに最適だ。最新iPhoneはスマホに10万以上なんておかしいようだが、一眼レフも入っていると思えば許せる。買えないけど。

ロシアの桜を見ていたヴュルツブルクの桜がきれいだったなと懐かしくなったから明日はヴュルツブルクの桜の写真の記事を書くことにしよう。


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