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東京より暑いシベリアも26℃に… シベリア引きこもり生活⑱

早いもので引きこもり生活も残りあと5日になった。ブリヤート共和国の首相によると、5月1日からはほとんどの企業への規制を解除するとの見通しだそうだ。

ブリヤートの感染者は毎日5-10人ずつ増えているものの、ほとんどはモスクワなどから入ってきた人だからだそうだ。検問を徹底しているからそれらもすべて把握されている。

ロシア全体はどんどん増え続け、68000人になっている。日本もロシア人の入国を拒否するようになった。

モスクワなどの大都市以外は5月1日から規制を解除するだろうから、本当の感染爆発が始まるのはそこからなのかもしれない…。

しかし最近のニュースでコロナウイルスは紫外線で弱体化するとわかったのは朗報だ。ブリヤートは常に晴れていて日差しもとんでもなく強い。

今日設置された謎の鐘

家の目の前には大学がある。雪に閉ざされていた庭にも緑が見え始めたところだったのだが、今日突然鐘を設置していて驚いた。

よく観光地にあって「恋が叶う鐘」とでも書いていそうなもの。校舎から最も離れた道側に設置しているのに装飾の向きは校舎を向いていたのもなんだか妙な感じがした。

大学のチャイムとして使うとはさすがに思えないが何なのだろう。もしかしたら5月8日の戦勝記念日のためだけに設置されたのだろうか。

それともこの状況がよくなりますように、という願いの込められたものなのかよくわからない。なぜか今日の夕方に鳴っているのが聞こえてきた。

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ブリヤートの最高気温は東京よりも高い

数日前は-8℃だったブリヤートだが明後日の最高気温は26℃になるらしい。毎日20℃近くまで気温があがるから二重窓の間の空間はサウナ状態になっている。そろそろ扇風機が必要かもしれない。

しかし寒暖差もかなりあり、最高気温20℃で最低気温は2℃。朝はとても冷え込む。

なんてエクストリームな気候なんだと改めてうんざりしてくるが未知の体験ができるのは楽しいと考えよう。暖かくなる分にはいい。

しかし4月からこんな調子で7月にはどんなに暑くなってしまうのか想像もつかないから恐ろしい。ただ寒暖差が減っていくだけなのか。

そういえば高そうなマンションではベランダに室外機が置かれていることが多い気がする。暖房はセントラルヒーリングだからあれはクーラーがあるという証拠…。

南極並みに寒くなるところで夏はクーラーが必要なんてとても信じられないが、せめて扇風機で乗り切れることを願うまでである。

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