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上手な文章の書き方

トモーロです。

みなさん文章を書くことは得意ですか。文章を上手に書くことができれば仕事の生産性が上がり自分の市場価値が高まることも間違いないでしょう。

では上手な文章とは何なのか。それは「読み手に負担をかけずに理解してもらえる文章」です。

そこで今回は、上手な文章を書くために覚えておいてほしいことを3つ紹介したいと思います。

それではいきましょう!


<読み手にメンタルモデルを作らせる>

上手な文章を書くために覚えておいてほしいこと、1つ目は「読み手にメンタルモデルを作らせる」ことです。

メンタルモデルについては以前にも記事を上げましたが重要なことなので軽く説明していきます。メンタルモデルとは、一言でいうとその人の頭の中の理解の世界です。

人はメンタルモデルを作ることで入力した情報を高速に処理しようとします。その入力情報が読み手が予想できているものであれば高速に処理できます。

しかし、予想している情報とは違うものが入力されてしまうと処理に時間がかかってしまいます。つまり、理解するまでに時間がかかってしまいます。

上手な文章を書くということは、書き手は読み手のメンタルモデルを意識して高速に処理できるように書いていかなければいけません。

では、どのように書いてけばよいのでしょうか。残りの2つで紹介していきます。


<総論を書く>

上手な文章を書くために覚えておいてほしいこと、2つ目は「総論を書く」ことです。

総論とは、文章の冒頭で述べるその文章で伝えたい重要な情報をまとめた要約文のことです。自分が書いた文章でこれから何について述べ、どのようなことを言いたいのかを最初に書くことが重要です。

総論を書くことによって、読み手はメンタルモデルを作りやすくなります。文章の最初である冒頭に総論が書いてあれば、これからどんな話がどのように説明されていくのかがわかります。

そこで、読み手のメンタルモデルのスイッチが入り、その後の文章も理解しやすくなるのです。その次の各論で読み手の理解をより深めることができます。


<各論で総論を説明する>

上手な文章を書くために覚えておいてほしいこと、3つ目は「各論で総論を説明する」ことです。

各論とは、総論で述べたことを細かく分けていき、個別に詳細説明している文章のことです。自分が冒頭で書いた総論をいくつかの塊に分類し、さらに細かく説明し、読み手に深く理解してもらうことが重要です。

各論を書くことによって、読み手は飛ばし読みができ、効率よく知識を得ることができます。各論で総論が詳しく説明してあるということは、逆に考えると総論を読むことで全体は把握できます。

そこで各論の中で自分が重要だと思った情報だけを読んで飛ばしてしまったとしても全く知らないということはなく、むしろ必要な情報だけ抜き取るこよができるので効率よく情報の取捨選択ができ、読み手の負担になりません。


<まとめ>

今回は、「上手な文章を書くために覚えておいてほしいこと」というお話をしていきました。

最後にメッセージとして、お伝えしたいことがあります。それは、たとえ読み手が理解できなかったとしても決して読み手のせいにしてはいけません。

書き手側が「なぜ、読み手は理解できなかったのか」「なぜ、重要な情報を読み落としてしまったのか」と考え、改善を繰り返していきましょう。

その積み重ねが上手な文章を書くスキルにつながります。

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