金持ち父さん貧乏父さん⑨スタートを切るための10ステップ#2
6、忠告の力
〜ブローカーにたっぷり払う〜
お金を増やす1つの方法として、「その道の専門家」に充分な報酬を支払うこと。彼らに助けて貰えば多少なりともお金は儲かる。
しかし、気をつけるべきは顧客の利益を最大にすることを常に心がけているブローカーを探さなければいけない。これは簡単なことではないが、探す価値がある。そのためには専門分野で自分より優れている人を上手く使うことがコツである。
7、ただで何かを手に入れる力
〜元手は必ず取り戻す〜
ブローカーから言われた株を購入し、上がるまでただひたすら待つ。その後、儲けが出たら最初に投資した金額の株を売り、その後は上下の心配はやめる。元本はすでに戻っているため、そのお金を使ってまた違ったものに投資をし、資産を増やしていく。ここで学んで欲しいのが、何かに投資したとすると必ずおまけとして何かがついてくる感覚を大事にすべき。
8、焦点を絞ることの力
〜贅沢品は資産に買わせる〜
贅沢品を借金で買うことは絶対にしない方がいい。これは「ラットレース」にどんどんハマっていってしまう。お金を作り出そうとせず、借りることばかり考えている人が多すぎる。お金より自分の頭を賢くせよ。
“今、楽に見える道が後になって険しい道になり、険しく見える道が後になって楽な道になることはよくある"
9、神話の力
〜ヒーローを持つ〜
ヒーローを持つことで、株式投資の場合には「ウォーレンバフェットならこうするだろう。」と考えたり、取引交渉のときは「トランプならこうするだろう。」と無意識のうちに真似て行動することができる。彼らの才能の一部を手にすることができる。物事が簡単に見えてきたりもするため、自分にとってのヒーローを探すと、ヒントを大いに与えてくれるだろう。
10、与えることの力
〜教えよ、さらば与えられん〜
何かが足りない、何かが必要だと感じたらまずそれを人に与えること。
自分が欲しいもの→人に与える
何か売りたい→誰かがあるのを手伝う
契約を取りたい→誰かが契約を取るのを手伝う
何かを学びたいと思ってる人に誠意を持って教えれば教えるほど自分は多くを学ぶことができる。
最後に
お金を手にしたとき、何も考えずくだらないことにそれを使ってしまうことは「貧乏になる道」を選ぶことを意味する。
ローンで負債を増やすことは「中流階級への道」を選ぶことを意味する。
お金を自分の頭に投資して、資産の獲得の仕方を学ぶ人は「金持ちになる道」を選ぶことを意味する。
どの道を選ぶかそれを選択する力を私たちは持っている。
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