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書評『勝ち続ける意志力』

 こんにちは!トモタメです。
今回は『勝ち続ける意志力』という本を紹介します。

この『勝ち続ける意志力』は日本人初のプロゲーマーであり、17歳にて世界一の称号をとった梅原さんの本です。プロゲーマーとして世界で活躍されている方のゲームへの向き合い方は、仕事にも当てはまるような形式で書かれているので、勉強にもなりましたし、自分の考えと合っていた部分もあり、安心しました。

私が勉強になったと思ったところは、成長とは変化し続けることとのことでした。世界一を目指していた梅原さんは、自分の型に拘らない、必殺技を持たないといったところが凄くカッコいいなと思いました。

また、私が安心したところは、短期間で追い込んで努力するのではなく、「10年間努力を継続することができるか?」という長期的な目線で努力をする大切さを主張していたところです。
15時間何も得ることがなかったよりも、3時間何か1つ新しい発見を得ることの方がよっぽど重要と書かれていたのを見て、世間的な努力の仕方が必ずしも合っているとは限らないと改めて思いました。

私はここの章を読んだときに、受験勉強を思い出しました。
受験勉強で10時間くらいやっておりましたが、1年間くらいで燃え尽きた感じがあります。もう1年受験勉強をする気力は残っていませんでした。

そして、この本を読んでイチローさんと梅原さんの共通点があるなと思いました。それは、相手と正々堂々と勝負していることです。梅原さんは本の中で、相手の弱点をついて勝つようなことはしないと書かれていました。イチローさんも相手の失投ではなく、むしろ相手の得意玉を打ちに行くらしいです。

世界で活躍する人の共通点を見つけられたことは、非常に学びになりました。自分の成長に日々60%~80%の喜びを感じること。後の20~40%はその目標を達成したときに感じること。この考えが凄く共感できるし、こんな考え方が出来るように、人生を楽しんで生きていきたいなと思います。


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