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【書評】壮大な世界で想像力のストレッチができる小説

 こんにちは!友為です。
テーマ「【書評】壮大な世界で想像力のストレッチができる小説」ということで、Netflixでドラマ化していて話題の『三体』をご紹介します。

『三体』は天文学や物理学の問題である三体問題からきております。簡単にいうと三体問題とは、3つの物体が互いの引力に影響しあいながら運動するときの予測を問題としたものです。ただ計算がメチャ複雑なため、解答方法は無いと言われています。その三体問題が自分たちの生活に影響するとどうなるか?というのが、この小説の舞台です。

もう、この段階で著者の劉さんの想像力にビビりますよね(笑)

そして、この小説では『三体』がVRゲームとして登場しています。本のタイトルがVRゲームなんです。ということは、このVRゲームが物語の核になっています。

さて、このVRゲームがなんのために作られたのか?
そもそもどんな内容のゲームなのか?
そして、このVRゲームをもとにどんな物語が展開されるのか?

この謎が解かれた時に、この小説の設定の壮大さに再度驚かされます。自分が日常生活では、この発想は無かったからです。

物語も面白いのですが、著者の発想力や想像力にビビりまくる小説です。


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