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今年前半のヨーロッパはスポーツの話題で賑やかになる。イチオシはEUROドイツ大会。

6月14日、ドイツ10都市で行われるEURO2024サッカー欧州選手権(–7/14)が開幕する。その後すぐに隣国フランスでパリ五輪(7/26ー8/11)、そしてパリパラ五輪が続く。五輪のおかげで、自転車レースの最高峰ツールドフランス2024(6/29ー7/21)は、最終日恒例のパリ凱旋門周回がニース会場に変更された。
とにかくヨーロッパはスポーツで賑やかな半年になる。

なかでも僕はEURO2024が楽しみだ。
前回大会EURO2020はコロナ禍によって2021年にずれ、ヨーロッパ各国での分散開催だった。かつてないほど見応えのある試合がたくさんあったと思う。テレビ観戦だったけど、コロナの影響が選手の筋肉やメンタルに影響したのか、凄い強度で闘い怪我をしてしまうシーンが多かった。

EUROに惹かれたきっかけ最初の生観戦は、2000年オランダ・ベルギー大会。数試合観た中でも強烈な印象を残したのがフェイエノールトのスタジアムでのオランダ対ユーゴスラビア。オレンジに染まったスタジアムは大男たちの応援によって大袈裟ではなく本当に揺れていた。僕はダフ屋から購入したチケットでユーゴスラビアサポーター側ゴール裏で観戦した。
2004年ポルトガル大会と2016年のフランス大会も現地で観戦。それ以外はテレビ観戦。
今年のドイツ大会は現地で観戦したいと思っている。実は2次販売のチケット抽選の結果を待っているところ。

EUROの魅力

ヨーロッパサッカー最強国を決めるEUROの魅力は。
拮抗した試合もサポーターの応援もさることながら、実は開催都市のお祭りムードがほんとうに楽しい。旧市街の広場がその日の試合の両国サポーターで盛り上がるなかに身を置く面白さ。
僕がそうなんだけど、決まった国を追いかけて応援するのではないなら、一つの場所でしばらく滞在を続ければ、広場で盛り上がる国が入れ替わっていく様子もこの大会ならではのこと。
ワールドカップと異なってサポーターは陸路やってくる。
パブリックビューイングも大きな会場なら2万、3万の人が集まるし、場所によってはサポーター向けのキャンプ場だって用意される。とにかく街中が盛り上がる。

パブリックビューイングも楽しい

2016年フランス大会の決勝はフランス対ポルトガルだった。僕は3万人ぐらいが集まったボルドーの無料パブリックビューイング会場にいた。自国を応援しているはずのフランス人たちの、負傷してピッチを出るポルトガルのC・ロナウド選手に同情する空気を感じたのも面白かった。

2004年ポルトガル大会ではジダン対ベッカムで話題だった試合を、海辺のビーチバレーボール会場で観た。ビール瓶を持ったフランス人とイギリス人が砂地でやりあっていた光景が懐かしい。

今は今月末のチケット抽選結果が待ち遠しい。

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