Jリーグを支える市井の人たちのことと「デトロイト美術館の奇跡」
僕は地元のJリーグチームを応援していて、それは生活の一部になっている。
去年ある大事な一戦のチケットが買えなかったときのこと。「行かれなくなったから譲りたい」という人から、友人を経由して1枚のチケットを試合直前に手にしたことがあった。
譲ってくれた人は知らない人。僕は、仲介してくれた友人に「チケット代を支払いたい」と言って後日その「彼」の連絡先を教えてもらった。
ショートメールでお礼のメッセージは送ることはできたが、「彼」は僕から代金を受け取らなかった。
「彼」60代。Jリー