【コロナ禍パリ旅行】滞在3日目②ガリエラ美術館
10/22(金)続き
市立近代美術館内のレストランで遅めのランチをしようと思ったけど、もう15時半なのでキッチンが閉まっていてドリンクしかないと言われ、近くの別のレストランでもキッチンが閉まっていると言われ、その隣のバーというかブラッセリー?Cafe Valentinに入ってみた。寒いのにパリの人は外の席を好むので、店内は空いている。
ポール・ジアマッティ風のメガネの店員さんに話しかけようとしたら、必殺のセリフを言う前から私がフランス語を話せないことを察知したらしく「僕は無理だよ〜」みたいなことを言いながら別の店員さんの方を指すので、その店員さんに必殺「私はフランス語が話せません」を言うと英語で「大丈夫、僕は英語を話せます」と返してくれた。
「フードはある?それともカフェだけ?」と訊くとあるとのこと!しかも「メニューはフランス語しかないけど、もし分からなければ翻訳を助けます」と言ってくださるではないか。
席も、たまに「日本人だからトイレの側や店の一番奥に案内された」とかいう口コミを見かけるけど、一番窓に近い席に案内してくれて、メニューを一昨日のビオコープお惣菜コーナーのお兄さんばりに丁寧に説明してくださった。パリジャンはなんでこんな良い人が多いのか😭
ステーキが食べたかったので、食べきれるか不安だったけど注文してみた。ガリエラ美術館の予約が16:15で、あと40分くらいしかないけど間に合うだろうか。
ポール・ジアマッティが私のテーブルのナイフを肉を切る用のに変えてくれて、ほどなくステーキが来た。早い。ミディアムをお願いした割には赤くてたまに血が滴りかけてたけど、美味しかった!
実は2020年1月からコロナを恐れて外食を一切してなくて、これがパンデミック後はじめての外食になりました。
お腹がぺこぺこでもなかったのに全て平げて、緊張が解けたのかすっかり愛想が良くなったポール・ジアマッティがお会計をしてくれた。昨日気づいたけど、クレジットカードが使える店はApple Payも使える。ここでもApple Payで払えたし、もはや財布は持ち歩かなくてもいい勢い。
ちょうど良い時刻に向かいのガリエラ美術館へ。ここでは雑誌のVogue展をやっていて、最初の表紙コーナーは死ぬほど混んでいた。私はたぶんアメリカでも日本でもVogueを買ったことはないし、これからも買うことはないだろうという程度の興味なので、さらっと見て奥へ。
昔の写真、撮影に使われたお洋服、雑誌に登場した亡くなった方々の追悼コーナーなど盛りだくさん。この前亡くなったジャンポール・ベルモンドの写真が素敵すぎる!
皮肉にもイヴサンローランよりお洋服が見やすい。
バーブラ・ストライサンド、ツイギーとジーン・セバーグ!かわいい〜
そしてカトリーヌ・ドヌーブ様。彼女こそ真のパリジェンヌ。美しすぎる。
地下にはVogueとは関係なく、フランスのファッション史そのものの素晴らしいお洋服の数々が!しかしここも照明が暗い🥲
↑この最後のやつはコムデギャルソンらしい。
ここも思ってたより狭かったけど、イヴサンローランより相当良かった。正直、イヴサンローラン美術館はよっぽどのファン以外は行かなくていいと思う。
でもイヴサンローランもガリエラも狭かったおかげで、美術館3軒も周れてよかった。
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