パートナーの行動は能動的?受動的? #勝手に感想文
夫婦関係についての講座・コーチング・コンサルティングに取り組む中で、夫婦の姿って本当に様々だと感じています。noteは書くことも楽しいのですが、読むことで夫婦のリアルを勉強できることも面白いです。様々な実体験が僕の糧になっています。
せっかくなのであればその記事を書いてくださった方への感謝を込めて、その記事を読んで感じたことを記事に書いてみようと思います。
今日の紹介記事
今日はさはるんばさんの『私がそんな風に育ててしまった夫』を取り上げさせていただきます。
記事の内容を要約してみる
この記事では、お酒が好きな旦那さんに対してのこれまでの対応が今の旦那さんを作っているのではないかという疑問や葛藤が奥さんの視点で書かれています。
昔から飲み会が好きな旦那さんに対して、不機嫌になってしまったり連絡を求める奥さん。急遽の飲み会についての連絡が来ず、ないがしろに扱われたような気持ちになり大喧嘩をしたことも過去にはあったそう。
現在は、旦那さんの飲み会のペースはコロナもあってだいぶ落ち着いたものの、この記事を書かれた日には旦那さんは飲み会に出られていました。今はお子さんもふたりおり、飲みに行く前の旦那さんはお子さんを公園に連れて遊びに行ったり、夕飯を作ったり、お風呂に入れてくれたりと、とても助かるそう。
でも、ふと「私を不機嫌にさせない為に、そうせざるを得ないんじゃないか」という疑問を感じてしまいました。夫をそんなふうに育ててしまったのは、私の在り方なのではないか、と。
この疑問をどう解消するか、どんな風に話したら良いかを葛藤する様子が書かれていらっしゃいました。
読んでみて感じたこと
まず、「すごく筆者さんの気持ちが分かる!!」と思いました。僕たち夫婦も妻の出張や外出が多く、連絡をくれなくて僕はよく不安になっていました。「配慮されていない」「大切にされていない」と感じて、ネガティブな気持ちになってしまうのです。
でも、ありがたいことに、今は妻がすごく意識的に連絡をしてくれるようになりました。この点は、筆者さんがおっしゃっている「私がそんなふうに育ててしまった」に通ずる部分がありそうです。
僕が改善に向けて意識をしたのが、その行動をして欲しい背景にある気持ちを説明したことです。例えば、帰りが遅くなる連絡をくれなかったとき。「ご飯をどうしたらいいのか分からなくて困る!」というような理屈的に正しいことは、困り具合があまり伝わらないんだと思います。「飲み会は楽しんでほしいんだけど、連絡がないと大切にされていない気がしてしまって。」「あなたに何かあったのかと心配になる…。」という背景の気持ちを伝えました。そういった気持ちを汲んでくれたことで、今では意識的に連絡をくれるようになりました。
そして、同じ行動の変化でも、お互いに納得感があることが見えないと、相手の行動に疑問を感じてしまうのかも、とも思いました。話し合いや約束の結果での行動であれば良いのですが、筆者さんの中では「機嫌でコントロールしている感覚」があるのかもしれません。
能動性(やりたい!が源)を育てるのか、受動性(やらねば!が源)を育てるのかが鍵なのかもしれませんね。
おわりに
改めて、noteという場でご自身の体験談を発信してくださる方の存在は本当にありがたいと思います。今後も素敵な記事を見つけたら勝手に感想文を書いていきたいと思います。
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