実録!僕らの夫婦喧嘩と仲直りの方法 ver.2023年9月
みなさんは夫婦喧嘩してますか?
僕たち夫婦は2-3ヶ月に1回ぐらいのペースでしっかり夫婦喧嘩をしています。言い争いをするわけではないので、周りから見たら大人しいタイプのケンカだとは思います笑
この記事では、2023年9月に起きた夫婦喧嘩の発生~仲直りまでの記録を残しておこうと思います。参考になるかは分かりませんが、面白かったらぜひスキ・フォロー・コメントなどいただけると嬉しいです!
今回の夫婦喧嘩のきっかけ
最近の夫婦喧嘩は僕(夫)のモヤモヤがきっかけになることが多いです。
出張でずっと家におらず、疲労が溜まっていた妻
僕は起業に挑戦中で妻は成長中のスタートアップ勤務と、ふたりとも仕事にかなり力を入れています。ケンカが勃発する前の2週間は妻が出張続きで平日の半分以上も家を留守にしているような状況でした。
夫婦喧嘩の火種になったのは、妻の土日の過ごし方でした。普段の土日の過ごし方は、仕事の疲れもあるため土曜日は自由にゆっくり過ごし、日曜日はどこかに出かけるのがルーティン。ただ、今回は出張続きで特に疲れている様子だったので、土日の両方をゆっくり過ごすこともしょうがないかと思っていました。
時間の過ごし方にモヤモヤが溜まってしまった僕
案の定、疲労が溜まっていた妻は土日どちらもゆっくり過ごしたいとのことで、僕は了承しました。頭では「妻の疲労回復のために必要なこと」と理解をしていたつもりですが、心の中ではいっしょに過ごしたかったのが本音でした。
モヤモヤが募ったのは、僕がカフェに行こうと出かけるときでした。妻に声をかけてから出かけようと寝室を覗くと、趣味のポケモンをやっていたのです!その姿を見たとき、「ポケモンなんかやってるんだったら、ゆっくり休むかもっと僕との時間を大切にしてよ!」と心に雲がかかってしまいました。
よそよそしい様子に妻が気づき夫婦喧嘩がスタート
そんな本音はひた隠しにし、ひとりで家を出ました。出かけている最中はモヤモヤを忘れていたのですが、帰宅をするとやっぱり心に引っかかるものです。なんとなく、妻との接し方がよそよそしくなってしまいます。
人の変化をよく察知する妻は「何かモヤモヤしてる?」「いつからモヤモヤしているの?」と僕に尋ねてきます。それがきっかけとなり、夫婦喧嘩がスタートしました。表面張力でギリギリだったコップの水が溢れるように、せき止めていた自分の思いが溢れて来る瞬間でした。
僕らの仲直りの方法
冒頭にも書いた通り、僕たちの夫婦喧嘩はそんなに攻撃的ではありません。静かに穏やかに夫婦喧嘩は進んでいきます。ふりかえると、夫婦喧嘩から仲直りまではお決まりのパターンがあることに気づきました。
1.モヤモヤを感じた出来事・背景・気持ちを伝える
妻の問いかけをきっかけに、僕は自分が感じていることを吐き出します。僕は自分の意見や思いを伝えるのが得意なタイプではありません。でも、一度吐き出し始めると止まらないもので、きっかけになった出来事だけでなく、その背景にあった出来事も言葉に出てきて自分でも驚きました。
ここで意識をしているのが、攻撃的・感情的に伝えないということです。「あくまで僕の視点ではこんなことを感じているんだよ。」「あなたの視点についても知りたいんだ。」ということを穏やかに伝えています。
2.パートナー目線での感想や気持ちを理解する
ひと通り思いを伝えた後で、今度は僕が妻に尋ねる番になります。「ここまでの話を聞いて、どう感じた?」「〇〇(妻の名前)の視点で思うことはある?」と相手の目線での感想や気持ちを引き出します。そう尋ねると、妻も言葉を選びながら妻の視点での意見を伝えてくれます。
ここで大切にしているのが、話すターンと聞くターンを無意識ながら明確に分けていることです。つい、相手の発言に口を挟んでしまいたくなるときもありますが、お互いに伝えたいことを受け止め合ってることが衝突しない理由なのかもしれません。
3.感謝と謝罪の気持ちを伝える
ひと通りお互いが思っていることを話したことで、お互いの思っていることが理解でき、話した本人も心が整ってきます。そうすると、ふとモヤモヤしていた心が晴れてきて、感謝と謝罪の気持ちが沸き上がってきます。
ここでは、どちらかともなく歩み寄ることが大事のように思います。お互いの意見に正解も間違いもありません。ですが多くの場合、「自分が正しくて相手が間違っている」と思い込みがちです。また、プライドが邪魔してしまうこともありますよね。でも、大切なのは「夫婦として結びつきを強くしていくこと」ですので、むしろ先に感謝・謝罪したもん勝ちなんです。
4.ハグを通して心でつながる
謝罪や感謝を伝えるとふと心が軽くなり、どちらともなく自然と抱き締め合って僕たちの夫婦喧嘩は終息に向かいます。ハグって不思議ですよね。緊張していた心が緩まるのか、夫婦ともに大粒の涙がこぼれ始めます。「ほんとにごめんね~!」とふたりで泣きじゃくるというもし誰かが見ていたら変な光景だと思います。
ひとしきり泣きじゃくると、だんだんと落ち着いてきます。夫婦の状況が客観的に見えてきて、この状況が面白くなってきて笑いが込み上げてきます。
僕たち夫婦特有かもしれませんが、涙や弱さを見せることに抵抗を持たないようにしています。意識している訳ではありませんが、自然のままによく泣きます。特に男性や関係が冷えているご夫婦ですと、「弱い部分を相手に見せてはいけない!」という強迫観念をお持ちの方が多いように思います。でも、弱さを見せることで心から信頼できる夫婦関係が築けるのだと思うんです。
5.どうしたら良かったかをふりかえる
涙も落ち着くと、ふたりはもう大丈夫です。今後もなるべく同じことを繰り返さないように、どうしたら良かったのかについて話し合うことができるようになります。
ここで取り決めたことが必ず改善するとは限りません。忙しかったり余裕がなかったりすると、どうしても疎かになってしまうことはあると思います。大切なことは完璧を目指さないことでしょうか。お互いに思い出させ合ったりケンカをしたりしながら、少しずつ前に進んでいけば良いんだと思います。
夫婦喧嘩は悪いことじゃない
多くの夫婦にお話を伺うと、夫婦喧嘩を一切しないご夫婦もいらっしゃいますね。その中には夫婦仲が本当に良い方々もいらっしゃいますが、一方で不満が募っているにも関わらず衝突を過度に避けて我慢をしている方々もいらっしゃいます。
夫婦喧嘩は悪いことばかりではありません。お互いの想いや欲求を伝えたり、夫婦の結びつきを強くしたりするきっかけになります。ただ、うまく対処できないことで悪い雰囲気が続いてしまったり、その積み重ねが関係悪化を引き起こすこともあるでしょう。
不満が募った際の解消パターンを持っていると、夫婦として盤石な関係性が築けていると言えるかもしれませんね。僕たち夫婦もまだまだ完璧ではないので、日々精進したいと思います!
ここまでお読みくださりありがとうございました!今後の執筆の励みになりますので、よろしければスキ・フォロー・コメントをいただけると嬉しいです!!
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