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「聞いたことある」人を増やしていこう

こんにちは。ネットワーキングを最大化するウェビナーツール、コネルバを開発しているせきともです。
まだまだコロナ続いていて安心できない日々が続いてますね🤨

僕らは、このコロナ禍で急増しているウェビナーにおいて、参加者同士の出会いやコミュニティの継続的な繋がりの弱さに課題を感じて、
参加者間で目的や相性の合った繋がりを創ると同時に、ビフォーコロナを超えるビジネスの始まりを、ウェビナーから創ろう!と日々開発に取り組んでいます。

少しnoteの更新が停滞していたのですが、実は、開発は粛々と、かつガシガシと進んでいます
(詳細はチーム随一のモチベーター、あややの下記ブログを見てみてください)

さて、今日僕が記しておくのは、知らないと始まらないマーケティング・ファネル0の話です。

マーケティングファネル

マーケティングを考えるうえで良く出てくる言葉として、「ファネル」というものがあります。
日本語訳すると「漏斗(ろうと)」、実家にあったペットボトルに別の飲み物いれる、あれですね。

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逆三角形で、上から順に小さくなっていく。この構造を消費者が商品を購入するに至るまでの心理変容に当てはめたものがマーケティングファネルです。よくパーチェスファネルなんていって、下記のようなステップに分けられることがあります。(といってもものによってこのステップは全然違うわけですが)

認知→興味関心→検討→購入

似たもので購買決定プロセスのAIDMA(1900年代からアメリカで使われていた)やAISAS(広告代理店が提唱)なんかもありますが、こちらはカスタマージャーニーと呼ばれる顧客が購買するまでの「行動」や「インサイト」、「モーメント」などのプロセスに近いため、やや趣きが異なります。

最近ではCRMやLTVの重要性の理解やサブスクリプションモデルのサービスが増えていることもあり、ダブルファネルやデュアルファネルという言い方も浸透してきており、購買した後如何に継続し、アップセル・クロスセルするか、さらには推奨に至るかという着想も大事になっています。

認知?購買?どこが大切?

さて、それらのステップの中で、どれが大切で、マーケティングとしてどこに力を入れればいいのか。

いろんな考え方をする人がいて、やはり購買がすべてだ、という人もいれば、全体を通して顧客体験を立体的に作り出すべきだ、という人もいます。

正解は無いですが、結局企業はファネル全体をしっかり見なきゃいけないくて、総論と各論を行ったり来たりしながらマーケティング施策全体を創り上げていってるのだと思います。

しかし!今日言いたいのは、そんなノペッとした話ではありません。

あえて、誤解を恐れずに言い切ります。

認知が全てだ

認知が全てではありません。
・・・すいません、タイトルと違います。笑

認知が全てなんかではもちろんないのですが、ここで強くいいたいのは
「認知しないと始まらない」
という事実です。

よくデジタルマーケティング界隈やBtoBマーケティング界隈の人の話を聞いたり、Twitterを見たりしていると如何にクリックして自社のオウンドメディアに来させるか、もっというと如何にゴリゴリ買ってもらうか、という、
先細りしやすい営業寄りのマーケティング活動を議論をしている人をお見受けします。

しかし、僕が信じてやまないのは、人はそんなにすぐにものを買ったりしないということです。マーケターがちょっと頑張ったからって、すぐにお金を払ってなどくれないのですよ。

商品を知ってもらって、ファネル構造を少しずつ下がっていく、いわばナーチャリングしていき、顧客として自社や商品を好きに、ないし必要だなと思ってくれていくからこそ、購入や、契約といった臨界点に達するわけです。

例えば僕の好きな飲み物であるスプライトも、「買う」までには長い時間がかかっています。(あくまで例ですが。)
学生時代にたまたま購買の自販機で売っていて知り、すぐには買わなかったけど友達が飲んでいるのを見て気になり、飛行機で海外旅行に出たらカッコイイ細長い缶に入って出てきて試し飲みし、帰ったら学生にぶっ刺さるクールなTVCMやっていて、もう一回自販機で見かけたから買ってみた、というプロセスがあるのです。

このプロセスの中で、「気になり」「試し飲み」「TVCM」に気付き「買った」のは、すべて(知っていたから)というのが前置詞に入っています

認知という大前提があって、初めてファネルの次のステップに進むのです。

よく、マス広告やデータを追えないマーケティング施策のKPI設定に苦しむことがあると聞きますが、個人的にはまずターゲットにおいて認知をされていくことがとても大切だと考えています。

新規事業は、コアなターゲットに認知してもらう活動を

さて、僕らが作っているコネルバの話。

新規事業なんてメガサービサー以外どれもそうですが、元からユーザーがいるわけではありません。使ってもらうまでに、開発したものを広めて、興味を持ってもらい、試してもらうステップが入ります。

でも、誰もが使いたいと思うプロダクトはこの世の中に存在しないし、戦略を立てて絞っていかないといくらコストがあっても足りないし、特定のコアなファンをつかめば自立して広がりやすくなります。

だから、新規事業を創ったらターゲットを絞り込んで、その人の中でそれ興味ある!を生み出し、ターゲットが固まっている池の中で起きる会話の言の葉に乗せていくことが大事なんじゃあないかと思っています。

特に新規事業は「知っている」とまでいかずとも、「聞いたことあるかも?」な人を増やしていくと、界隈でどんどん「私も聞いたことある」「僕もどこかで聞いた」となっていくので、
コネルバでもこの状態を目指していきたいなと思っています。

最近インタビューしていて、コネルバの説明を最初にしたら、
「あ、●●さんに聞いたよ!」といってくださった方がいて、半歩目を踏み出した感じがしたものです。

引き続き、この渦を大きく、大きく広げながら、開発も進めていきたいと思います。


確かに知ってないと始まんないよね~って思ってくださった方、是非スキ&フォローお願いします(^^)/

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