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to'morrow vol.23 / 桜台POOLと出演者紹介

次の日曜日、11月19日に桜台POOLにて開催する「to'morrow vol.23」。今回のイベントは5月に開催した「to'morrow vol.20」が楽しすぎたので今年中にもう一度桜台POOLでイベントやりたくて主催する。

これは前回のイベントの様子(Glimpse Groupのライブの一コマ)なのだけど、本当にDIYな秘密基地のような場所でBrooklynとかPhillyとかを思い出すようなベニューだ。TIMEOUT TOKYOにも記事になっていたけど、この写真とかも見てほしい。秘密基地のような場所。

今回のイベントにはbutohes、Hammer Head Shark、Hiromi Yagi、pastoral、Texas3000の5組が出演。ジャンルレスだけど共通点もある面白い組み合わせだと思う。ここからは出演者のことを少し紹介していく。

butohes

東京を拠点に活動中の4人組バンド、butohes。本当にシューゲイズからポストロック、オルタナ、エモ、電子ミュージックまで普段様々な音楽を聞いているリスナーやアーティストからリスペクトされているバンドだと思う。確かに冷たい空気感としてドリームポップの要素も持ち合わせているが、最新作『to breathe』は基本的にポストロックを軸としつつ、マスロックやエモ、更にはアンビエントから影響を感じさせるサウンドに仕上がっていて素敵だ。

全て自主でレコーディングしているらしいが、MVになっている「eephus」とかを聞いていると音像の奥行きの使い方とかが本当に素晴らしくて、将来バンドとしてレコーディングエンジニアをやった方が良いのでは?というレベルでクオリティーが高い。間奏のギターから出てるノイズの一つでも世界観を作れちゃってるし、サウンドの芯の部分は違うけど本当に空気感として北欧のインディーを聞いているような気分にさせられる。

個人的に「Walkalone」という曲が大好きですね。アコギの優しさとエモやマスロックっぽさのあるエレキの融合、そして控えめだけど温もりのあるヴォーカルが大好き。

Hammer Head Shark

今年「to'morrow」に2度目の出演のHammer Head Shark。
まずは前回出演してもらったときに書いた長めの文章を読んでほしい。

その時のライブが本当に素晴らしくて、今年もう一度ライブが観たくて声をかけさせてもらった。当日遊びに来ていたSobsのメンバーも最高だった!とわざわざ連絡くれたりした。

一番シンプルな形の4ピースバンド。歌の音楽。僕が好きな日本のバンドはだいたい僕と通じる海外インディーとか好きな人が集まってるようなシーンにいるバンドが多いけど、Hammer Head Sharkは普段はシンプルな日本のギターロックシーンのイベントに多く出演していて、そこでストレートに勝負できるバンドでもあるのだけど、圧倒的な熱量とピュアさで言葉が伝わらない海外の人にも届くバンドだと思うし、前にも書いたように僕のようなインディーなイベントやる人からも注目を集めてもいいと思う。

しょうもないコールアンドレスポンスとかいらないバンドが最高。

Hiromi Yagi

NITRODAYやCruyff、Larks Louでギターを担当し、ART-SCHOOLのサポートなどもしているYagi Hiromiさんのソロセット。最近ソロで『MeV』という作品をシカゴのレーベルからリリースしている。

バンドでも感じる90sのオルタナ感はソロでも発揮されているけど、ソロだからこそ作り上げてるベッドルームなローファイでノイジーなギターサウンドと実験的なビートや工夫がミックスされたエクスペリメンタル・オルタナティブ・サウンド。個人的に2曲目に収録されている「and ever」を聞いたときに衝撃が走った。何故なら僕が大好きなアメリカのOlivia O.とかのシーン周辺のスロウコアから影響受けてるSSWのソングライティングのモードを感じたからだ。アメリカで彼らはフォーク系統に調理していることが多いけど、それをノイズでやってる感じが最高だと思う。

pastoral

この後紹介するTexas 3000のメンバー、pastoral。前回の桜台POOLに出演してくれたB1FのメンバーだったDavidがスタートしたバンドで、前回楽しすぎたからまた一緒にやることに。まだ音源はネット上に上がっていないので、ちゃんと紹介できないのだけど、こっそり聞かせてもらった音源たちはどれも美しいエモでAmerican Footballが好きな人にチェックしてほしいバンドだった。日本にはアメフトファン多いよね。今のうちに是非知りに桜台まで!

Texas 3000

東京のライブハウスシーンで注目を集めているバンド、Texas 3000。エモやオルタナ系統のサウンドを鳴らす爆発力のライブが話題になり、僕もたまたま観に行ったライブでド肝を抜かれたバンドだ。その時観たライブはとにかく音の出音に説得力があったし、本当にアメリカとかで観てたバンドと同じ質力でライブをしていた。それでいてエモ系統のシーンはもちろん、僕も大好きなSPACEやSPREADなどクラブ系統のシーンでのライブ活動も多くしていて、ジャンルに囚われない姿勢が素晴らしい。

この「Bones 4 Doug」という曲の質感も例えばSword IIやTONERとかBleary Eyed辺りの今一番熱い現行USインディーシーンと完全にマッチしていてたまらないし、この音作りとか基本的な部分が素晴らしいからできるサウンドなのだと思う。メロディーセンスも抜群だし、僕は特別エモ大好き人間とかではないけど、そんなリスナーにも届くエモバンドであり、超最高なオルタナティブ・ロック・バンドでしょう!

Texas 3000は今週の水曜日にアルバムをリリースするという事なのでそれも超楽しみだね!アルバムリリース後にすぐ観れるなんて贅沢!

〈to'morrow vol.23〉

2023.11.19(Sun)
at 桜台POOL / TOKYO
OPEN 17:30 / START 18:00
ADV ¥2500 / DOOR ¥2800
Free for people from overseas

Acts
butohes
Hammer Head Shark
Hiromi Yagi
pastoral
Texas 3000

Shop
to'morrow records

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