〈to'morrow vol.20〉出演者紹介：Glimpse Group

2023年5月6日 21:01

2023年5月13日に東京は桜台POOLで開催するイベント「to'morrow vol.20」。今回はB1F、Glimpse Group、Salmon Pink、Summer Whales、THE ティバを迎え、前回の「to'morrow vol.19」同様に海外出身者の方々へのフリーチケットを用意している。

とはいえ、日本の音楽ファンの皆さんにも届いてほしい日なので、今回も各アーティストの出演者紹介をしていきたいと思う。

前回はB1Fを紹介したので、今回はGlimpse Groupを紹介します。

Glimpse Group

地元湘南の同級生を中心に結成され、東京を中心にライブハウス・シーンを盛り上げてるGlimpse Group。藤本慎平（Vo＆Gt)、TeeDee（Gt）、塚田智（Ba＆Cho)、大内岳（Dr）の4人組で、昨年フジロックの”Rookie A Go Go”にも出演した注目バンドだ。

Glimpse Groupというバンドはミツメやシャムキャッツのような日本のインディーバンドにも通じるようなサウンドを鳴らす一面と更にオルタナティブで爆裂したサウンドを鳴らす一面の2つの面を大きく分けると持っているバンド。その2面性と人間の魂が音楽にストレートに宿ったかのように輝いている歌声がダイレクトに響いたライブが本当に素晴らしくて、僕自身も彼らの音楽を最初に聞いたのはライブだったのだけど、それが本当に素晴らしかった。

本当にbetcover!!やYogge New Waves、更にはおとぎ話とかもそうだと思うのだけど、海外のアーティストには表現できない日本の歌があると思っていて、Glimpse Groupもその類の歌を唄ってる。それだけでも惹きつけられるのだけど、個々の楽器それぞれのサウンドも鳴らした瞬間に羽を授かり飛んでいくかのように自由だし、熱を持っている。

この「Singer」という曲のパンキッシュだけど、最後までパンクロックではなくてギターロックなところも最高だし、本当にオーディエンスが何人いようがちゃんと個々の人に届く音楽をやっているバンドだと思う。例えばライブにお客さんが100人いたら全員が違う楽しみ方をしていても誰ひとり浮かないライブをしているバンド。自由なところにとにかくグッと来ます。自由ほど音楽にも生活にも大事なことはないので。